第八章 散歩
朝食が終わると、剛蔵は伸びをすると立ち上がった。
「さ、メスども、行くぞ!」
剛蔵はテーブルの脇にしゃがんで、ちんちんのスタイルで控えている母娘に声をかけた。
「ハイ・・・」
鎖を引かれ、四つん這いで、庭を散歩させられるのは朝の日課だ。首輪に鎖を繋がれる
とき、二人はまるい乳房を抱きしめて、ぴったり身を寄せあっている。ともに、憂愁に満ち
た横顔を見せ、あらぬ方角に眼をそらしている。剛蔵は二人の首輪をつないだ鎖を右手
に、左手に鞭を持った。がらり、とガラス戸が開けられ、ひんやりした外気が室内に流れ
こんできた。鎖を引かれて、二人はよろよろと縁側に降りた。千絵はうっん、と甘ったるい
声をもらすと、剛蔵に尻を向けると、まっ白い尻を高く屹立させた。
めぐみも、母に倣って、臀丘を高くあげる。母娘は尻を左右に振りながら、剛蔵の指示を
待った。深く切れこんだ臀丘の割れ目がなまなましい。牝はよしというまで、その姿勢で
尻を振り続けなければならない。
「ようし、行け!」
剛蔵はピシリ、と二人の白い尻に鞭をくれると、母娘はおずおずと、前に這い進んだ。尻
を高くあげて、剛蔵を誘うように左右に振りながら、二人の牝が前に這っていく。
ヒュッ、ヒュッ、とからだの上で空を切って振られる鞭に怯えた。しなやかな皮製の鞭は
これまで、何人もの女の血と汗と涙を吸って黒光りしている。朝露に濡れたゴツゴツした
感触の敷石の冷たさが掌と膝と脚にジーンとじかにつたわってくる。剛蔵の視線がむき
だしの臀丘に突きささるのを感じながら、千絵とめぐみはベランダから庭先へと這い下り、
芝生の上を進んだ。
白昼、一糸まとわぬ真っ白い女体が、まるい尻を並べ、ゆらゆらくねらせて振りながら、
四つん這いで這っていく。むっちりと脂ののった太腿から、豊かな双臀に深い溝を刻んだ
千絵・・・ひとまわり小振りであるが、若い娘らしい初々しい色香をもっためぐみの尻・・
剛蔵は目を細めて、背後から二人のメス奴隷のヒップの揺れを愉しんだ。二人とも性器
がまる見えになるよう、丹念に陰毛を処理されている。剛蔵はときおり、鎖を引いて、立
ち止まらせる。首にくい込んだ皮がこすれ、ふたりは躰をのけぞらせながらも、その度に
二人は尻を左右に振って見せた。鎖を緩めると、再び這って進む。これを数メートルごと
にくりかえすのだ。
「こら、芝の上を歩くんじゃない!」
びしーっと空気を裂いて、千絵のまるいヒップの上に鞭が炸裂した。細かい砂利が二人
のメス奴隷の柔らかい膝小僧や掌にくいこんで痛い。少しでも楽になりたいと、小石のな
いところを這うのだが、残忍な剛蔵はそれを許さない。
「ひいーッ、ご、ごめんなさいッ・・・お、お許しをッ」
たちまち、千絵の真っ白い臀丘に赤い条痕が走った。千絵とめぐみはあわてて玉砂利
をいた径にもどった。しかし、残忍な主人は牝の些細な過ちも許さない。芝の上を歩い
た罰に、二人はその場で、二〇打をヒップから太ももに浴びた。
「ひ、ひっ、ひいぃっ・・・・・・」
「ひいぃっ・・・・か、かんにんっ・・・・・」
青空に、母娘の哀れな悲鳴が青空に響き渡った。柔らかい掌に、膝小僧に、小粒の砂
利が食い込んでいる。朝の清新な陽射しの下、真っ白い女体がまるいヒップをくねらせ
て剛蔵に背後から女体のすべてを観察されながら、四つん這いで歩む二人。辛さと哀し
みで眼を赤く潤ませていた。それでも、美しい母は、うっん、うぅっん、と甘ったるい声をあ
げ、豊満な臀丘を左右に振りたてて這った。もはや、女としての、母親としての誇りを喪
失して、一匹の牝に堕した千絵は、溢れるばかりの色気をふりまいて、剛蔵を悩殺しよ
うと懸命であった。それだけがこの地獄から救われる道であった。それに、懸命にからだ
のつとめで剛蔵が満足すれば、きっと責めも手加減してくれるだろう、自分はともかく、娘
のめぐみに対する淫虐な調教に手心をくわえてくれるかもしれない、という哀しい打算が
あった。剛蔵の逆鱗に触れたことを思うと、身が凍るほど恐ろしかった。
四つん這いで歩む千絵のまるい双臀はむっちりと肉がついて、それがゆらゆら揺れて悩
ましい。匂うような熟れたおんなの色香がムンムンと漂っている。千絵は下肢をひらいた
まま這う。千絵は剛蔵の手がヒップに触れてくると、『うぅっん・・・』と溜め息を洩らし、剛
蔵の愛撫に応えるようにクナクナと臀丘を突き出し、左右にもじつかせて媚びた。
白昼、真っ白い双つの臀丘が、左右に揺れながら庭の小道を行く・・・ 剛蔵は、二人の
白い臀丘の揺れを鑑賞しつつ、ピシッ、ピシッと鞭を当てる。
「あむッ・・・い、いやぁっん、いや・・・」
「い、いやぁっん・・・お、おケツを撲っちゃ、いやぁっん・・・」
白い尻から太腿に鞭が炸裂するごとに、母娘は喉をふるわせて、尻を振りたてて、媚び
る。それがいっそう剛蔵の嗜虐心を唆らせるのだ。残忍な剛蔵は指だけでなく、鞭の柄
を膣の中にこじいれようとする。
「うぅっん、嫌よ、いやぁッ・・・」
匂うように美しい母は、臀肉をすぼめてなよなよと、柄の侵入を拒絶し、抗ってみせる。
牝としての媚態をそうやって示すのだ。剛蔵は従順そのものの匂うように美しい牝の甘
い拒絶のポオズに満悦そうである。なおも、鞭の柄を膣にこじいれようするのをやめない。
「うぅっんッ、いやッ、嫌ぁッ・・・千絵、お部屋で、うんと拡げますからぁッ・・こ、ここじゃい
やぁっ・・・」
千絵はさらに甘ったるい声で媚びるように哀願する。しかし、それ以上は逆らわなかった。
剛蔵は、メスの哀願を愉しみつつ、鞭で臀丘をしばき、丸い千絵の双丘をくつろげようと
する。千絵は、シクシクすすり上げつつ、尻をあげると、諦めきったように鞭の柄の侵入
を許した。
「い、意地悪ッ・・・だ、旦那様のいじわるっ・・・ひどいわっ・・・・うっん、ひ、ひどいわッ・・・」
鞭の柄は千絵の膣を深く抉り、子宮の奥まで達しそうになる。千絵は眼をうっとりと閉じて、
みずから両の乳房をもみしだいて悶える。
「あっ、あむむむっ・・・だ、だんなさまぁッ・・・そ、そんなことなさったら、千絵、千絵、へ、
へんになっちゃいますっ・・・あぁッ・・うぅっ・」
千絵は白目を剥いて、激しくあえいだ。
「あうぅっ・・・だ、だんなさまっ、・・・・お許しをっ・・ど、どうかお許しを」
熟しきってムンムンと女盛りの妖しさを醸している千絵にくらべ、めぐみはまだほっそりと、
腰回りも細い。それだけに無理矢理に破瓜されて女にされたばかりで、痛々しいかぎりで
あった。しかも、牝奴隷に堕とされてまだ日が浅いめぐみは、怯えが去らない。母のように
大胆に股を拡げて尻を振りたてて、媚態を振りまきつつ、剛蔵の目を愉しませながら這って
いくのは、死ぬほどつらく、恥ずかしい。ぴったりと下肢を閉ざしたまま臀丘を窄ませたまま
這った。
「オラ、めぐみ、もっと股を開いて這うんだ!」
剛蔵の鞭がめぐみの尻の上に鳴った。
「あ、ハ、ハイッ・・・ご、ごめんなさいッ・・・」
めぐみは慌てて膝を緩めて背後から膣から肛門まで、男の目に献じた。
「旦那さまぁ・・、ごめんなさい・・・娘は、まだ男の方の前でお××こ、拡げてまるだしに
するのに慣れてないの・・・」
母はそこでふたたび白い尻に鞭を浴びた。
ひいぃーっ・・・
空気をふるわせて千絵は戯いた。白い尻に真っ赤な条痕が鮮やかに刻印される。散策の
道程は長い。庭園の小径を二人の美女は白い尻をくねらせ、鞭に怯えながら、おどおどと
四つん這いのまま進んでいく。早く、早く、このつらい日課である朝の散歩が終わってほし
い。そればかりを必死で念じながら這う二人であった。
明るい陽光の下で、母も娘も、膣から肛門までまるみえにさせながら這い進むにつれて、
心とは裏腹に全身が火照ってくる。 二人はすでに兆しており、白い汁を股間から滲ませ
ていた。
「なんだ、もう、こんなになっておるのか!恥を知れ!この牝豚め」
剛蔵は平手で母娘の揺れる双臀の感触を愉しみ、平手打ちして、二人の悲鳴を愉しん
だ。
ひっ、ひぃぃっー
ひいぃっ・・・・
青空に美しい母娘の哀切きわまりない哭き声が響き渡る。池に掛かった小橋を渡り、小
高く盛り上げた丘の上の四阿まで辿り着いて一休みである。ゆったりと腰を下ろした剛蔵
の足下で二人はちんちんの姿勢で待機している。 そこに、信代がやってきた。和服姿の
信代を見ると、二人はたちまち身を硬くした。早くも千絵の胸は早鐘のように鳴って、波打
ってきた。信代の残忍さは想像を絶している。ほっそりした白い肩先がわなわなと恐怖に
ふるえた。
「まあ、旦那さま、おはようございます。朝からお愉しみですこと。」
信代は笑いながらも、全裸で剛蔵の足下にちんちんの姿勢で控えている母娘を冷たい眼
差しで観察した。
「うん、まあな」
剛蔵もまんざらでもない様子で顎を撫で、信代と話し始めた。二人とも生きた心地がしな
い。母娘は目を伏せたまま控えている。
「おや、千絵、お前、小便じゃないのかい?」
目ざとく信代は千絵の生理状態に気づいた。千絵の白い膝頭がブルブル震えている。
「は、はい・・・・」
どのような辱めを受けるのか、千絵は震えた。
剛蔵は鞭の柄で、千絵のラビアをなぞりつつ、訊いた。
「どうなんだ?千絵」
「は、はい・・・・そ、そうですの・・・お、お××こ奴隷の千絵、・・・・お、おしっこしたいの・
・・・」
千絵は、腰を下ろした主人の足ににじりよると、足に唇を押しつけて哀願した。剛蔵が娘
に目をやると、めぐみもまた美しい瞳に涙をいっぱい浮かべて、剛蔵の脚にすがりついて
震えている。
「うむ・・・そうだな・・・・」
ゆっくりと牝奴隷の放尿を堪えている表情を眺めつつ、たっぷりと焦らせた後、許しを与え
た。
「あ、ありがとう・・・ご、ございます・・・・だ、だんな様・・・・」
千絵は、主人の正面にしゃがんで一気に放出しようとした。
「馬鹿だね、お前は!牝の作法を忘れたのかい!」
信代は一喝した。慌てて、千絵は片足を高く跳ね上げた。犬のスタイルで放尿するのが牝
の作法なのだ。
「ご、ごめんなさい・・・・」
高く右足を跳ね上げ、剛蔵の目の前に大きく性器を剥き出すと、千絵は、一瞬うっんっ・・・・
と声を上げると、放出を始めた。一条の筋が勢いよく千絵の股間から飛び出して放物線を描
きながら、乾いた地面に叩きつける。それは湯気を立てながら、小さな水溜まりを作り、剛蔵
の方へと流れていった。
「うむ・・・・」
美しい牝奴隷の放尿姿を、剛蔵は目を細めて観察した。かなり長く我慢していたのだろう。な
かなか終わらなかった。
「千絵!ちょっと、止めてごらん!」
信代は千絵の揺れる乳房を鞭の柄で突いて命じた。
「え・・・・」
千絵は主人の方を見上げ、たちまち真っ赤になる。
「そ、そんな、む、無理です・・・」
千絵は必死で筋を締めて止めようとしたが、女体の哀しさで水流は細くなっても、止めること
は叶わない。
「命令が聞けないっていうのかい?」
嵩にかかって信代は責めた。
「ゆ、許して・・・許してくださいまし・・・あぁっ・・・で、できるわけないわっ・・・」
唇をふるわせ、千絵は泣き出した。
「旦那さま、この通りですからね。メスどもは、もっとビシビシしつけませんと・・・」
「うむ」
千絵の哀しい放尿はようやく終えた。
「よし・・・めぐみ、後始末をしてやるんだ!この間教えた通りするんだよ!」
「あ、・・・・は、はい・・・・」
めぐみは、啜り上げながらも髪の毛を振り払うと、母の股間に仰向けに潜り込んだ。
「あっ、・・・あぁっ・・・め、めぐみちゃん、な、何っ・・・何をするの?・・・」
美しい母は狼狽える。可憐な娘は目を閉じて母の股間に唇を寄せてきたのだ。
「ゆ、ゆるして、お、おかあさま・・・め、牝の後始末は、こ、こうしなきゃならないの・・・」
「そ、そんな、い、いやっ・・・いやぁっ・・・・う、うぅっ・・・うぅっ・・・」
千絵は泣いた。娘も泣きながらチュパ、チュパ、と音をたてて、千絵の陰唇から肛門にかけ
て舐めあげ、しゃぶりたてる。
「い、いやっ・・・か、かんにんっ・・・め、めぐみちゃん・・・あっ、あぁっ・・・そ、そんなっ・・・」
千絵は全身をふるわせ、ヒィヒィ泣いた。めぐみは止めなかった。止めればもっと怖ろしい
淫虐な仕置きが待っているからだ。
「お、おかあさまっ・・・た、堪えて、・・・お、おねがい・・・」
鬼たちは小気味よさそうに、母娘の痴態を眺めていた。
「ところで、社長。明日いよいよ、めぐみを調教部屋に入れますがよろしいでしょうか。チン
ピラ部屋で一晩漬ける際に、『めんどりショー』の稽古を、若い衆たちに仕込ませようと思
うんですがね。千絵のほうは、先日始めたお習字の稽古の続きですわね。」
二人はぶるぶる震えながら、信代の恐ろしい計画を聞いている。めぐみは美しい母が庭
先でヒステリックに泣きじゃくりながら、乳房をふるわせて、野卑なヤクザの手で生卵によ
る珍芸の稽古を強いられている現場を先日も、見たばかりだった。
「うむ、ちょっと、見せて見ろ」
「はい」
剛蔵は受け取った二人の克明な記録が示されている書類に眼を走らせる。めぐみの初
性交の際の記念写真や、膣の拡大写真や卑猥な結合写真なども添付されてある。
「めぐみ、めぐみはもう、ケツの穴で旦那さまのご機嫌をとれようになったかい?」
信代はリンゴのような丸い乳房についた二本の細いひっかき疵をなぞりながら説教した。
昨夜、肉交の際に剛蔵によって付けられた爪痕であった。
「は、はい・・お、お稽古の最中です・・・」
唇をふるわせながら、哀れな娘は答えた。
「フン、お前たちは誰にでも、股をひらいて姦られるために飼われている最低の淫売だって
こと、忘れるんじゃないよ!」
「は、はいッ・・・」
「社長、それじゃ、さっそく手配をいたしますわ。・・・おホホホ・・・」
信代は哄笑しつつ、遠ざかった。千絵はブルブル震えながら、心に深く誓っていた。
〈今日は、今日はうんと旦那様に愉しんでいただかなければいけないわ。、牝のすべてを
捧げて、ご奉仕して、旦那様のお慈悲に縋るしかないわ・・・そ、そうだわ・・・旦那様ご自
身のお手で「めんどりショウ」のお稽古をねだってみればどうかしら?・・・・・〉
そんな哀しい決意を知ってか知らぬか、剛蔵は立ち上がった。庭をさらにもう二回り散歩さ
せられたあと、ようやく屋内に入ったとき、千絵はおずおずと剛蔵に声をかけた。
「だんなさまぁっ・・・・お××コ奴隷の千絵、お、おねがいがあるの・・・」
「うむ?」
二人はひしと剛蔵の脚に左右からぴったり縋って、同時に唇を押しつける。
「む、むすめのめぐみの、あ、新しいお××こ芸のお稽古のことなの・・・ど、どうか、旦那
様ご自身の手で、めぐみを、め、めんどりにして欲しいの・・・」
涙に濡れた瞳を男に向けて、必死の哀願であった。
「い、いいでしょ?お、おねがい・・・め、めぐみ、お前からもお願いして・・・」
「だんなさまっ・・・お願いですぅっ・・・旦那様のお手で、め、めぐみをめんどりにし、仕込ん
でくださいまし・・・」
剛蔵は笑いながら応えた。
「うむ、それじゃ、今日のお前達の奉仕ぶりで決めることにしようか。それでいいか?千絵!」
「は、はい・・・・あ、ありがとうございます・・・い、一生懸命、は、はげみます・・・・」
白い喉をふるわせ母娘は応えた。むろん、剛蔵は二人の哀訴を聞き入れるつもりは毛頭
ない。たっぷり奉仕させた挙げ句、初期通りの予定を実行する気であった。
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