第22章 女調教師登場(承前)


  

遠くの方から声が聞こえてきた。しばらくの間失神していたらしい。 

「いつまで寝てんだよー、牝のつとめはまだ終わりじゃねーんだぜ」

面を上げると、目の前に、チンピラたちがさらに三人、腕組みしながら、千絵を見下ろしている。三人とも、鈍く光る細い酷薄な目で、ねっとりとした視線を千絵の白い裸身に向けている。赤く染めた髪の毛を後ろに束ね、黄色い反っ歯を剥き出した清二 金髪の肥満した政夫 金髪をモヒカン刈りにした、龍也  三人の躰からは、精液と腋臭の混じる饐えたような臭気がムッと漂ってくる。いきなり、千絵は髪の毛を掴まれた。パン、パンと頬を張られた。 

「何ビックリしてんのよ!お前が孕むよう、今から、若い方たちで輪姦(まわ)して下さるというのよ。チャンスじゃないの!、大勢の男の方にあそんでいただいて、一日も早くガキを孕めるよう、頑張るのよ!」 

背後で腕組みしているめぐみが叱咤した。 

「お、おねがい、す、少し、休ませて・・・」 

千絵は哀願した。長時間にわたる幸夫との肉交で、全身が綿のように疲れ切っていた。 

「牝の分際で、そんな我が儘が通るとでも思ってるの!甘ったれちゃいけないわ。牝にそんな自由はないのよ!今日は、お前が孕むまで何回でも出してもらうからね!」 

「へっへっへ・・・・今日は、誰が一番いい声で、牝を囀らせることができるか、客人にも見ていただこうじゃねーか、え」 

「さあさあ・・・おかあさまよぅ、うんと、ふしだらなことしましょうねー」 

「ケッケッケ・・・・うんと気分を出して、哭きな!」 

背後から龍也が、千絵を羽交い締めにする。おぞましさに、千絵は鳥肌が立った。 

「おうおう、柔らかいおっぱいじゃねーか、え、たまんねーな、こりゃ、」

早くも、双つの乳房をやわやわと揉みしだいてくる。硬く尖ったピンク色の乳首をつまんで、シコシコともてあそぶ。 

「い、いやっ、いやぁっ・・・・ひぃぃっ・・・・」 

「往生際が悪いぜ、これから、一晩中ぶっ続けで、おめえを輪姦(まわ)して愉しむつもりなんだぜ。そりゃ、おめえにとって辛いかもしんねえが、そいつがこちとらの目的なんだからよぅ・・・・」 

政夫は、千絵の足首をつかんで、グイッ、と左右にいっぱいに拡げ、股間を覗きこんでくる。 

「い、いやっ・・・・・いやぁっ・・・・・ご、後生ですっ・・・や、休ませて、おねがいっ・・・・」 

「聞き分けのねえ牝だぜ。千絵!牝は命じられたら、いつでも、どこでも、股たを開いておねだりしなきゃなんねぇ、って教えられてるんだろうが、え、」 

「それとも、逆らって、ま×こ打ちされてぇってのかよ!牝!」 

「へへへ、結局は、ま×こ打ちされることになってるんけどな。」 

腕組みしている幸夫が、牝専用の特製の「ま×こ叩き」を手に、ドスの利いた声で、轟然と言い放った。先端がへら状に拡がった幅10センチ、長さ30センチほどの革製の淫具はよく撓り、女体に最大限の苦痛を与えるため、鋭く尖った鋲がいくつも付いている。おぞましい淫具を目の前に突き出されて、千絵はひっ、と息をのむ。 

「どうする?龍也、まず、こいつで仕置きにかけておこうか、たちの悪い牝はまっ先に、ま×こ打ちしてから、つとめを果たさせるのがスジってもんじゃねーかなー」 

ピタピタと強ばった頬を叩かれ、千絵は屈服した。 

「ひっ、ひっ、ま×こ打ちは嫌っ、嫌ぁっ・・・か、かんにんっ・・・」 

「ま×こ打ちは嫌か?え、おかあさまよぅ」 

「ゆ、ゆるして、よ、よろこんで、お、お相手し、しますから・・・・」 

「へへへ、そんなこと言ってるようじゃ、まだまだ牝の自覚が足りねえってことじゃねーかなー」 

「牝の方から、積極的にま×こ打ちをねだりするくらいの色気が、どうして、出せねえんだよ!」 

嵩にかかってチンピラどもは、千絵をいたぶる。千絵は首を振って弱々しく泣くばかりだ。 
「ようし、千絵!立つんだ!」 

床に突っ伏した千絵を轟然と見下ろして、三人の悪鬼どもは命じた。 目の前に腕組みしている三人の前に、嗚咽しながら、乳房を庇いながら千絵は立ち上がる。チンピラたちの暴力を恐れて、眼を合わせることができない。全身がブルブルふるえ、エッ、エッ、と嗚咽の声が停まらない。背後から、龍也が千絵の臀を撫で上げ、千絵の足下に躰を沈ませた政夫が、ゆっくりとラビアをくつろげながら、もてあそび始める。 

「じゃぁな、俺たち全員を満足させたら、ま×こ打ちは許してやる。ただし、ちょっとでも、俺たちが気に入らねーときはよー、容赦なく仕置きにかけるぜ。いいな、千絵!」 

「は、はい・・・・あ、ありがとうございます・・・うぅっ、ありがとうございますっ・・・・」 

「さ、千絵、おめえ、どんな恰好で姦(や)られたいか、言ってみな!」 

清二は千絵の頤をつかんで、睨め付けるような視線で、ねっとりと訊ねる。  

「ふ、ふつうにして・・・・」 

「へへへ、おれはバックが好きでな。奥さん、」 

「よ、四つん這いになるのね・・・・す、すてきだわ・・・」 

「俺は、立ったまま、後ろから牝をはめるのが好きなんだよ、へへへへ・・・」 

「は、はい、す、すてきですっ・・・・千絵も、す、好きよ・・・」 

「オレは、牝を逆さ吊りにしてはめてみてーなー、え、どうでぇ、奥さん」 

「わ、わかりましたわ・・・・ち、千絵を吊って・・・」 

啜りあげながら、千絵は応えた。後ろ手に括り上げられたまま、千絵は四つん這いになった。 

「ホラ!もっとケツを上げな、千絵!」 

「は、はい、ご、ごめんなさい・・・」 

パシン、と臀を平手打ちされ、すすり泣きながら、背後の清二に、丸い臀を差し出すように、突き出す。 

「ケツを振りな!」 

「は、はい・・・」 

「もっと、振れ、」 

「へへへ、その調子だぜ、千絵!」 

両手で千絵の量感ある臀部を掴むと、一気に清二の熱くたぎった極太の淫棒が貫いてきた。ずーんっ、と脳天に響き渡るような衝撃が千絵を貫く。清二の肉は千絵の内部で膨張し、肉襞を内部から押し広げていく。 

「あぁっーっ、ゆ、ゆるしてっ!」 

清二は、千絵の首輪に繋がられたリードを引っ張り、夜具の上に突っ伏した千絵の面を上げさせる。目の前には、政夫の怒張したペニスが聳え立っている。千絵は、ためらうことなく口にふくんだ。喉の奥まで、咥えこんで、甘い吐息を洩らしながら懸命に吸引する。チャプゥッン、チャプン、チャプン、と音を立てて、肉塊が擦れあい、バラ色に染まった千絵の太腿から、臀から汗が飛び散っている。 

「あぁっ、あぁぁっ・・・・だんなさまっ、だんなさまっ・・・いいっ、いいのっ・・・・おまんこ、いいの・・・千絵、は、孕みますっ、は、孕んじゃいますっ・・・」 

もう、何を言っているのか、千絵は分からなかった。少しでも悪鬼の機嫌を損ねれば、おそろしいま×こ打ちが待っている。ま×こ叩きを許して欲しい一心であった。 

「へへへ、激しいぜ、おかあさまよぅっ、・・・ほれっ、あ、ほれっ、孕みな、孕め、孕めっ・・・」 

「あぅっ、あぅぅっ・・・ゆ、ゆるしてっ・・・ひっ、ひっ、ひぃぃっ・・・・」 

「オラ、千絵、口が休んでるぜ、」 

政夫が、千絵の髪の毛をひっつかんで揺すり、頬をピタピタま×こ叩きで叩いて叱りつける。 

「ひっ、ご、ごめんなさいっ・・・んぐっ、んんっ・・・」 

前から、後ろから、ひっきりなしに責め立てたれ、千絵は必死である。 

「ようし・・・・政夫、そろそろ牝を吊すぜ。準備はいいか。」 

「よっしゃ!」 

天井から垂れているロープに、政夫は千絵の首輪に繋いだ。 

「あっ、あぁっ、あぁぁっ・・・・い、いやっ・・・」 

「へへへ、牝め、おとなしくせんかい!」 

ぐいぐいとロープが引っ張られ、千絵は、かろうじて爪先が夜具に付くまで全身を引き伸ばされて、吊られた。政夫は千絵の左足首をつかんで、上に持ち上げ、肩の高さまで引き上げていく。バレリーナが足を横に振り上げたような、あられもない態勢である。千絵の股間はひらききって、濡れそぼった女芯が、これ以上ないまでに生々しく剥き出されていく。 

「いやっ、いやぁっ・・・・こ、こんな恰好は、嫌ぁっ、・・・」 

千絵はヒィヒィ泣きじゃくって、腰をガクガクと震わせる。縄がギシギシ擦れて、玉のような汗が飛び散る。千絵はもう半狂乱である。 

「ゆ、ゆるしてっ・・・ゆるしてっ・・・め、牝にお慈悲を、お慈悲を・・・」 

「へへへ、ゆるさねぇぜ、千絵、牝になりきるんだ。牝になりきって、鳴きな!」 

背後から、清二が千絵の乳房をつかんで、やわやわと揉みしだきつつ、雁口を開ききった千絵の性器にあてがっていく。 

「ホレ!」 

ズブリ、と亀頭の先が、内部の濡れたピンク色の肉襞を分けいるようにして、千絵の膣を押しひろげて、入っていく。 

「へへへ、さ、どうだ、千絵・・・」 

「ひっ、ひっ・・・ひぃぃっ・・・」 

あまりの太さに、千絵の膣は裂けそうだ。喉を振り絞って、泣き狂う千絵の狂おしいまでの悶えを愉しみつつ、清二は迪送を始める。客達は、肉塊の結合を、凝然として見つめた。これほどまでの美女が、あられもない体位で玩ばれて、歔き悶え、のたうち回っているのだ。深々と膣を貫く巨根が上下にピストン活動をし、汗と血と淫液が、迸っている。 

「ひ、ひぃっ、ひぃぃっ・・・ゆ、ゆるしてっ、清二さまっ、ゆるしてっ、ゆるしてっ・・・」
 
千絵の媚肉にから血が滲み出る。迪送する肉塊も血に染まって凄惨な情景が展開した。千絵は絶叫し、幾度もいくども、アクメに達し、失神をくりかえしたのだ。 怖ろしいショウは休むことなく、夜を徹してつづけられた。 




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