第22章 女調教師登場(承前)  




千絵への調教が続いていた。めぐみの調教は、日増しに、残忍で苛酷なものになりつつあった。叱声され、頬を張られ、鞭打たれる。最初は、涙を浮かべ、必死で調教役を務めているという風情であった娘は、今では、千絵が怯えるほど、冷酷で残忍な女体調教人に変貌しつつあった。 めぐみもまた、美しい母を責め、最低の牝奴に仕込むという背徳的で倒錯した行為に、躰の芯が熱く潤い、妖しく昂ぶるのを押さえることができなくなっていた。乳房へのスパンキング、そして、臀も真っ赤に腫れ上がるまでに、叩かれた。雪のように白くきめ細かい千絵の肌に、日々点々と隷従の痕が刻まれていく。 

(ご、ごめんなさい、めぐみちゃん、ママを許して・・・・ママ、めぐみちゃんを守ってあげられなかったんですもの・・・そればかりか、めぐみちゃんだけ一人、こんな躰にさせてしまって・・・・・、つ、辛かったでしょう。ごめんなさい、ほ、本当に、ごめんなさい・・・報いは当然だわ・・・) 

そうはいうものの、やはり、娘の鞭で性器を抉り撃たれたときの衝撃は大きかった。 

「ひっ、ひぃぃっ・・・・・きぃぃっ・・・・・ゆるしてっ・・・・・お、奥様っ、お、おねがいっ・・・・きぃぃーっ・・・・」

千絵は白目を剥いて、絶叫した。もはや、恥も外聞もなかった。千絵は泣き叫び、実の娘に許しを乞うて、何度となく、悶絶を繰り返したのだ。 

「たちの悪い牝の仕置きは、お××こ叩きと決まってるのよ、千絵!これからも、お前が孕むまで、毎日××こ打ちは止めないからね、辛かったら、一日も早く妊娠できるよう、お色気をふりまいて、種付けのおねだりをすることね!」 

(ごめんなさい、お、おかあさまっ・・・・し、仕方がないの・・・・売られないためには、これしか方法がないの・・・ゆるしてっ・・・・堪えてちょうだい、おかあさまっ・・・・一緒に地獄に堕ちて・・・・・)  

胸の張り裂けそうな、心の叫びは母に通じているのだろうか。目の前で泣き咽び、這いつくばって、許しを乞う年増の牝が、実の母親であることが不思議ですらあった。


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怖ろしい種付けショウの日が来た。 二階の座敷につめかけた剛蔵の上客たちが、今や遅しと、ショウの開演を待ち侘びている。 二〇畳ほどの和室の中央には、緋の夜具と枕が揃えられ、これから始まる淫猥なショウの雰囲気をいやが上にも盛り上げている。 

「皆様、長らくお待たせいたしました。それでは、ただ今から、ショウを始めさせていただきます。」 

千絵から取り上げた高価な和服を身につけた信代が、口をひらいた。 

「本来ならば、ショウの最後に調教人が牝のつとめぶりを吟味して、皆様の前で仕置きを加えることになっておりますが、本日は特別の趣向として、調教人の指図の下で、牝が肉交ショウを演じます。 調教人は、牝の千絵の実の娘である高山めぐみ一六歳が勤めます。めぐみは三月の実演ショウで首尾良く妊娠いたしましたが、あいにく母牝は、まだ受胎しておりません。千絵が早く妊娠できるよう、本日から連続実演ショウを開催することになりました。さかりのついた千絵が皆様の前で淫がり哭いて種付けされるさまを、心ゆくまでお愉しみください。」 

襖が開いて、首輪に鎖を繋がれた全裸の千絵が、うら若い妊婦に縄尻を取られて入場してきたとき、座は一瞬シーンと水を打ったように静まりかえった。妊婦はスケスケの腰までしかないピンクのネグリジェ一枚で、腰から下の小さなバタフライがかえって、性器を強調している。手にしたリードと竹製の笞がアンバランスである。首輪につけられたリードを娘に引かれ、むっちりと張った丸い臀を左右に振りながら部屋の中央へと這い進む姿は、女遊びに長けた剛蔵の賓客たちも、思わずゴクリと唾を呑み込むほどの妖艶さである。部屋の中央に来ると、千絵はちんちんポオズをとった。おどおどと、目をあらぬ方へ彷徨わせている。 めぐみは、口を開いた。 あらかじめ言い含められた口上を述べる。 

「みなさま、本日は、お忙しいところを、牝の千絵の種付けショウのため、お運びいただき、ありがとうございます・・・あたくし、高山めぐみは、先程の牝奴隷種付けショウで首尾良くガキを孕むことができました。・・・・けれども、残念なことに、千絵はまだ孕んでおりません・・・・お××このおつとめが十分でないからです・・・だから、 今日は、皆様の前で千絵を孕ませます。皆様も、応援なさってくださいまし・・・・」 

舌足らずの鼻にかかった声で、めぐみは客の気を惹こうとしている。客たちはすっかり度肝を抜かれて陶然となっていた。年端もいかない娘が、最低の淫売婦も顔負けの、卑猥で露骨なセリフをためらうことなく口にしているのだ。 

「さ、千絵、始めるよ!うんと、甘ったるく気分を出してつとめるんだよ!」 

娘は、母牝に対しては打って変わって別人のような冷酷な声で命じた。 めぐみの後から、のっそりと男が入ってきた。 剛蔵配下のチンピラの一人である幸夫である。 まだ一六歳になったばかりだが、いっぱしのワルで、これまで何度となく、強姦や婦女暴行を繰り返しては、逮捕補導を繰り返しているワルである。 短く刈り上げた頭髪を禍々しく金髪に染めて、耳にピアスした幸夫は、細い目の奥から、ねっとりと千絵を眺めている。女を牝としてしか見ていない獣の目である。 見るからにおぞましいチンピラを旦那さまと崇めさせて、肉交のつとめを果たさせ、妊娠させてしまおう、という信代たちの悪魔のような計画なのであった。 辛さと哀しさに、千絵の頬は強ばり、全身が瘧のようにブルブる震える。 ショウに出演することを泣く泣く承諾した千絵であったが、相手が誰かはむろん知らされていない。しかし、年端もいかない息子といってもおかしくない年頃のチンピラを肉交をねだらなければならず、あげくの果てには、孕まされるのだ。 

(そ、そんなっ、そんなっ、い、イヤっ、嫌ぁっ・・・そ、そんなっ、嫌、嫌よっ、嫌です・・・あぁ、めぐみ、そんなこと、ママにさせちゃ嫌よ・・・) 

千絵の心の叫びをよそに、ニキビ面の幸夫はへらへら笑いながら近づいている。手には竹製の笞を手にしている。 

「へっへっへ・・・・どうしたい?え、おかあさまよぅっ・・・今日はこってりと可愛がってやっからよー」 

「今日はてめえが孕むよう、しっかり腹ン中に、ぶちまけてやっからよう、」 

「どうしたの、千絵、お前は牝なんだからね。誰であろうと、いつでも、どこでも、よろこんで股をひらいて、牝のつとめを果たさなければならないのよ!一首尾良く孕むんだよ。さ、千絵!さっさと牝の挨拶をするのよ!」 

身に突き刺さるような一言一言は、血を分けたわが娘のものとは思えなかった。千絵は仁王立ちして並んでいるチンピラの前にひれ伏して、額を床にこすりつける。 

「ゆ、幸夫さま、よ、よろしくお、お願いいたします・・・・」 

涙で嗄れた声で肉交を泣く泣くねだる千絵であった。 

「千絵!お前は牝なんだよ!牝は、牝にふさわしいおねだりの仕方がある、と何度も教えてるのが、分からないのかい!」 

めぐみが甲走った声で、母牝を叱った。 

「ご、ごめんなさいっ・・・・ゆ、幸夫さまっ、お、お××こ牝の千絵は、は、孕みたいの・・・お願いですぅっ・・・牝の千絵の膣のお、奥まで、チ×ポを、お迎えして、千絵、うんとはめ狂いたいの・・・」 年下のチンピラに、卑猥きわまりない言葉遣いで性交をねだらなればならない哀しさも声がかすれた。 

「ねぇ、幸夫さまぁん・・・・、千絵を孕ませてちょうだい、おねがい・・・・・・千絵を、あたしみたいに腹ボテにしてやってぇ・・・」 

硬く張った乳房をそっと、幸夫に肩にすりつけながら、めぐみは耳元にささやく。 

「へへへ・・・めぐみよぅ、こいつはおめえのお袋じゃねーのかい?え、娘のおめえがそんなこと言っていいのかよー?」 

「構わないわ・・・・こいつは母親なんかじゃないわ。ただの牝よ、男のかたに弄ばれるために飼われた、家畜なの・・・好きにしていいのよ。つとめぶりがお気に召さなければ、お好きなだけ、お××コをぶちのめしたっていいのよ。」 

「へっへっへ・・・・ほかならぬおめえのお願いってーなら、断れねーよなー、分かったぜ、めぐみ、お袋を腹ボテにしてやっからな。よっく見てな!」


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後ろ手に括られた千絵は、仁王立ちしている幸夫のペニスを頬張っている。 

「うっん、うぅっん、・・・・うんっ、うぅっんん・・・・」 

悩ましい声を喉から漏らしながら、懸命にしゃぶりたてている。喉の奥まで咥えこみ、頬を窄め、しゃぶる姿は妖艶そのものである。 

「ほら、千絵、黙ってしゃぶってばっかりじゃ駄目じゃない!牝はお色気が大切だって教えてるでしょ!」 

幸夫の横にぴったりと寄り添っているめぐみにピシリ、と鞭を背に当てられ、慌てて、千絵は唇を離す。幸夫の顔をおずおずと見上げ、眼が遭うと、恥ずかしそうに乳房を振って見せる。 

「うっん、す、すてきだわ・・・・若旦那さまの、おチ×ポ、でかくって逞しいわぁ・・・・お××こ牝の千絵、うれしいわ・・・・」 

チュッ、チュッ、と音を立てて、亀頭に舌先を這わせる。牝はたえず淫らな言葉遣いで、媚び、甘えて、男を喜ばせなければならないのだ。 

「千絵、おチ×ポの裏筋もねっとりと舐めあげるのよ。もっと胸は反らせて。そうでなきゃ、幸夫さまがおしゃぶりしている牝のおっぱいを、悪戯できないでしょ」 

めぐみは、さらにピシリと鞭を千絵の臀に当てる。千絵はひっ、と息を呑んで、さらに声を高めながらしゃぶり続ける。 命じられた通り、千絵は舌先は裏筋からカリの部分にかけ、舐めあげていく。 

「音を出すのよ、音を、千絵、何度いったら分かるの!牝にふさわしくもっとピチャピチャ音をたてなきゃ駄目でしょ!千絵、お前は牝なのよ!」

 叱られて、辛そうに涙を浮かべながら、千絵は懸命にはげむ。 

「そうよ、その調子だわ。それから、ゆっくりと、舌先を這わせながら、タマ袋に下りていくのよ。さ、千絵、吸ってッ!、袋を吸うのよ。」 

若いちんぴらはニタニタ笑いながら、下肢を左右にひらいていく。千絵は男の股間に顔を埋めていった。愛おしそうに袋からアナルにかけて頬ずりする。 

「うぅっん、幸夫さまぁっ、す、すきよ・・スキよ・・・ ―チュッ、チュッ、ちゅぱぁっ、ちゅぱぁっ・・・ちゅぱぁっ・・・― 

「ほら、けつが休んでるよッ。千絵、牝はおチ×ポしゃぶりのときも、絶えずけつを振ってなきゃ駄目なのよ。もっとケツを振るのよっ、もっと、もっとよッ・・・」

めぐみの指示は苛酷であった。千絵は涙をこぼしつつ、辛いつとめに励んだ。 

「後ろからも、お客様にご覧いただいていることを忘れるんじゃないよ、千絵!。みなさまは、おしゃぶり奉仕している牝の膣からケツの穴までご覧になってるのよ。もっと股を拡げて、ケツをグラインドさせるの。膣の奥までまるみえになっていなきゃ、牝のお作法に反するわ。ほら、袋ばかり舐めてるんじゃないのッ!、少しづつ、すこしづつ、けつの穴に移動していくのよ。そうよ。下から見上げるようにしながら舐めて、丁寧に舐めるの。もっと、心をこめて、そうよ、その調子よ・・・」 

男の両手は千絵の髪の毛をつかんで、揺すぶる。 

「さ、千絵、そのままおっぱいでチ×ポをを挟んでごらん、パイ摺り奉仕よ。」 

千絵は乳房の間に男の反り返った陰茎を挟みこんだ。指示通り、眼を閉じ没頭する。 

「声を出しなさいッ!声をッ!、顔を上下させながら、亀頭の先を舐めるのッ。お前の一番好きなことじゃないのッ!ほらッ、牝のセリフはどうしたの?」 

「ご、ごめんなさいっ・・・・幸夫さまぁっ、千絵のパイパイ摺りいかがぁ?」 

とろけるような年上の牝の白い乳房の谷間に挟まれて、さすがの幸夫も暴発しそうになる。ゆっくりとめぐみの方へと顔を向けて合図する。 

「さ、それじゃ、そろそろおねだりしなさい・・・さっき教えたとおり、『お××こどうぞ』スタイルを取るのよ。」 

千絵は唇をふたたび放すと、うっとりと男の顔を見上げた。 千絵はおずおずと男を見上げると、ねだった。 

「うっん、千絵、たまんなくなっちゃったの・・・お××こにはめて。お願い・・・千絵のお××こに逞しいおチ×ポ、ぶちこんでぇっ・・
・・」 

肩を突かれ、そのまま仰向けに倒れると、一声、あふぅーっん、と甘い声をあげて、左右に下肢をひろげる。 無毛の性器がぱっくり口をひらいて目の前に拡がる。ラビアとクリトリスはピアスされ、無惨にも、恥丘には、牝の徴であるハート形の焼き印が押されている。 

「千絵!」 

めぐみが甲走った声で、母を叱りつけると、股間にビシッと鞭をあてる。 

「濡れてないじゃないの。牝は股をひらいたときは、お汁をジュクジュクに滴らせてるようでなきゃ駄目なのよ。」 

「ご、ごめんなさい・・・」 

めぐみは、ぴったり幸夫に躰を寄せていった。 

「うっん、千絵にはめて・・・・いいでしょ」 

怒張して反り返った幸夫の陰茎をそっと手に取ると、膣口にあてがう。 

「おう、こいつは・・・・」 

幸夫は絶句して、うら若い妊婦の肩を抱き寄せる。濃厚なキッスが交わされた。 

「ねぇ、千絵は牝なのよ・・・遠慮することなんかないわ・・・思いっきり××こにぶちこんでやって・・・」 

「そうよ、そのまま、ズブッと、ぶちこんじゃって」 

チンピラは千絵の足首をつかむと、膨れあがって不気味なまでに反り返った亀頭を、千絵の陰門にあてがった。ゆっくりと上下になぞりあげ、沈ませていく。 

「あんっ、あんんっ・・・・」 

太いペニスに膣を貫かれていくと、千絵はからだを仰け反らせた。 

「へへへ、つがったぜ、千絵!どうだ!」 

「あうっ、あぅぅっ・・・・うぅっ・・・・ゆ、幸夫さまっ・・・・」 

「千絵!、繋がっているところを、よくご覧にいれるのよッ、それが牝の作法だわ。さ、千絵、腰を振ってご覧!牝は自分から腰を振って、奥まで若旦那さまを迎え入れるのよ・・・」 

「は、はい・・・・あうっ、あうぅっ・・・・」 

「声が小さいッ!もっと色っぽく囀れないのッ!」 

「あぁっ、あぁぁーっ、いいっ、いいっ・・・・アッフゥッーン、あんっ、あんっ・・あはぁっーんん・・・・・あんん・・・・」 

「千絵!牝のセリフッ!」 

「い、いいわっ・・・・す、すごくいいのっ・・・・お××こ牝の千絵、う、うれしいっ・・・・うれしいわッ、さ、最高っ、最高よっ・・・・」 

「もっとおっぱい揺すって!」 

千絵は、必死だった。 

「もっとよ、もっとよ・・・もっと、おっぱい上下させるの・・・牝のセリフも忘れるんじゃないわよ」 

「あぃっ・・・・あぁっ、あぁぁっ・・・お、お××こっ・・・・お××こ、いいっ・・・・若旦那さま、お、お××こ、いいのっ・・・・」 

チンピラは激しく揺れる千絵の乳房を平手打ちし、迪送をくりかえす。 ジュブッ、ジュバッ、と肉が擦れ、汗と汁の飛び散る音がすさまじい。 

「へへへへ、孕みな!千絵、孕むんだよ。」 

「孕んで、千絵、ほら、孕むのよ、孕みなさい!」 

「あぁっー、あっ、あっふぅーっんっ・・・・孕むわっ、千絵、孕みますっ・・・孕んじゃいますっ・・・・あんっ、あんんっ・・・」 

「あ、ほれ!孕め、千絵、孕め、あ、ほれ、ほれ・・・」 

「孕んで、孕むのよ、千絵、孕むの!」 

千絵はヒィヒィ泣きじゃくった。 

(あぁ、地獄よ、地獄だわー)






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