第22章 女調教師登場 調教第一日目
縄尻を取られて、千絵は白い臀を左右にもじつかせながら、庭先を這い歩いていく。牝が立って歩くことが許されることはめったにない。 待ちに待った娘との再会の日が来たのだ。しかし、それは恐ろしい邂逅でもあった。調教師に変貌させられた娘自身の手で、これから、千絵は妊娠調教を受けるのだ。
「いいな、千絵、めぐみをわが娘だなんて、思いあがるんじゃねーぜ。おめえとは身分が違うんだ。めぐみも、てめえが孕むよう、厳しく躾けるって、信代姐さんに約束してるんだ。めぐみに恥を掻かせるようなことになれば、おめえたちは、即刻肉市場行きだぜ。分かったな!」
臀の揺れを眼で愉しみながら、良治は背後から年上の牝に教示している。
「は、はい、わ、分かっております・・・お、奥様とお呼びすればよろしいのね?」
臀を振って千絵は応えた。今やすっかり身についた牝の習性である。娘と再会した際の挨拶のしかたから、言葉遣いまで、事細かく千絵は教え込まれている。千絵が連れ込まれたのは、屋内の4畳半ほどの洋間であった。家具も何もないガランとした殺風景な部屋の中心にベッドとソファが一脚置かれているだけだ。すでにめぐみが千絵を待っていた。部屋に入った千絵は一目、娘の姿をみたとたん、衝撃のあまり、言葉を失った。娘の変貌ぶりは想像を絶したからだ。すでにめぐみの腹部は膨らみ始めている。
小さなハート形のバタフライが娘の股間にくいこんでいた。長い髪の毛を女子高生らしく三つ編みにしているのとアンバランスに、胸は一二〇センチを超える大きさになっている。豊胸手術を施された結果である。 両の乳首はピアスされ、大型のリングがぶらさげられていた。めぐみは、濃いアイマスクで瞳を隠し、太い乗馬鞭を手にしている。娘の前でちんちんポオズをとるのはさすがに辛かった。頬を強ばらせ、千絵は両膝を左右にいっぱいにひらき、爪先立ちで性器を剥きだす。
「お、奥様、お、おはようございます・・・お××こ牝の千絵、参りました・・・」
「久しぶりだね、千絵!」
自分でも驚くほど冷酷な声が出て、めぐみは狼狽えた。しかし、これからは心を鬼にして、母の調教につとめなければならない。母を鞭打ち、最低の淫売牝に仕込まなければならない。調教の一部始終は、信代たちが監視しているのだ。少しでも、悪魔たちの意に添わない態度を示せば、即刻、千絵の売却だと、因果を含められている。これまで何日もかけて、信代に調教師としての作法と心得を頭にたたき込まれてきたのだ。牝に接する際の態度やセリフも、淀みなく自然に口をついて出るよう、めぐみは繰り返し繰り返し練習させられた。めぐみの耳の底には酷薄な信代の怖ろしい言葉が焼き付いていた。
「いいかい!千絵はもうお前の母親なんかじゃないんだよ!男たちが自由に弄んで愉しむための最低の玩具なんだ!。人間以下の家畜なんだよ。今までみたいに甘ったるい態度は捨てるんだ!千絵を牝として、厳しく躾けるんだ。いいね。めぐみ。お前たちが売り飛ばされるかどうかは、お前のこれからの調教の成果いかんにかかってるんだよ!」
「どうだろうな、めぐみは?」
別室では信代と剛蔵が特大のスクリーンでモニターしている。
「まぁ、最初は随分と泣いて騒いで、いい加減てこずりましたけどねぇ、それなりにめぐみは成長したと思いますよ。ここで、モニターしてることは、めぐみも先刻承知のことですし、少しでも母親に情を示すようなことがあれば、どんなことになるか、言い渡しておりますからね。」
そう応える信代のあさ黒い顔には、凄惨な笑みが浮かんでいる。
「うむ・・・・」
「それじゃ千絵、今から調教開始だよ。お前がガキを孕むまで、徹底的に仕込むからね。お前もそのつもりで、頑張るんだよ!」
鞭をヒュッ、ヒュッ、と鳴らして、あらかじめ言い含められた残忍なセリフをめぐみは母に投げつけた。
「は、はい・・・・奥様・・・・お、お稽古をつけてくださいませ・・・・」
唇を震わせて千絵は応えた。どこかで、信代たちが監視しているだろうと予感はあったものの、娘の淫らな変貌ぶりに、衝撃を受けていた。
「こちらにおいで」
めぐみは布団の傍のソファーに腰を下ろすと、顎をしゃくった。千絵は膝立ちのまま、娘のほうに這いすすむ。
「牝の挨拶!」
「は、はい・・・・・」
千絵はそのまま額を畳にこすりつけ、臀を高くあげた。
「駄目駄目、そんなのは牝の作法じゃないわ。こちらにケツを向けるのよ。ケツを向けて、左右に振って見せるの。これから孕ませてくださるお方への大事なご挨拶じゃないの。」 「ご、ごめんなさい。」
ぐっと屈辱を堪えて、千絵は娘の前に四つん這いになると、臀を高くあげ、左右に振って見せた。
「千絵、セリフはどうしたの?」
「あ、はい・・・・ご主人様、牝豚の千絵を孕ませてくださいませ・・・お願いいたします・・・」
「なんで股を閉じてんのよ。もっと股をひらくの。大きくひらいて膣から肛門まで丸見えにして、おねだりしなきゃ駄目じゃないの。これからうんと弄んでいただく牝の大事な所でしょ!ケツは旦那さまがいいと言うまで振り続けるのよ!」
「は、はい・・・・ご主人様、牝豚の千絵を孕ませてくださいませ・・・・お、お願いいたします・・・」
「もっと大きな声で!」
鞭がピシリ、と音をたてて、千絵の白い臀の上に鳴った。千絵は啜り泣きながら、指図通り幾度も、牝の口上を繰り返した。
「だんなさまーっ、牝豚の千絵を孕ませてくださいませーっ、お願いしますっ・・・・」
「足をお舐め!」
「はい・・・・」
千絵の目の前にめぐみの華奢な右足が突き出される。千絵は、娘の足の甲に唇を押し当てた。
「吸って!、音を立てて吸うのよ、千絵、それから舌を伸ばして舐め回すのよ。そうよ。こら、足の指もよ。一本一本舐めしゃぶるの。お前は牝なんだからね、犬みたいにペロペロ舐めなきゃ駄目なんだよ!」
千絵は娘の足を両手で取ると、命じられるままに舐め、しゃぶった。涙がボロボロこぼれる。
(ああ、とうとう、実の娘にこんなことまでも・・・つ、辛いっ、辛いわっ・・・・)
「ホラ、泣いてないでしっかり舐めるのよ、どうせ、これからも、オ××コといわず、ケツの穴といわず、いやというほど苛め抜かれて泣く毎日じゃないの!」
(ひ、ひどいっ、めぐみ、あ、あんまりよ・・・・)
思わず抗議の眼を娘に向けると、めぐみのアイマスクからひと筋の涙が伝わり落ちているのが目に入り、千絵は胸を突かれた。娘も自分以上に辛い思いを味わっているのが分かった。
(そ、そうだったの。めぐみ、ママが悪かったわ。分かったわ。ママ、めぐみちゃんに随うわ。・・・ママ、言うとおりにするわ。かわいい孕み牝になって、一緒に赤ちゃんを、産みましょうね・・・・・)
千絵は目を閉じ、チュパッ、チュパァッ、チュパッ、と大胆に音をたてて、一心不乱に舐めしゃぶった。
「そうよ、その調子よ、そのまま徐々に唇を上に伸ばしていくのよ。そうじゃないっ!、千絵、おっぱいを脚にぴったり押し付けるのよ。そう、そのままスリスリしてごらん。」
千絵は真っ赤になって、大きな乳房を娘の脛にすりつけながら、太腿に唇を押し当てていく。
「もっと舌を伸ばして!舌の全体で、舐めるのよ。」
千絵は命じられるまま、いっぱいに舌を伸ばすと、娘の太腿にこすりつけるように舐めあげていく。
「ケツを振るのを忘れてるよ、千絵!それから、声も出すのよ!」
千絵の富士額は、早くもべったりと汗が滲んでいる。
「あ、はい・・・・うっん、うぅっんん・・・うんんっ・・・」
「もっと激しく!声が小さいわ。」
「そうよ、本番ではね、千絵、ときおり顔をあげて、牝にふさわしく淫らなことばをおかけして、気を惹かなきゃいけないわ。」
千絵はうっとりとした表情を、娘のほうに向けた。
「さ、言ってご覧!、千絵」
「うんんっ・・・だんなさま・・・」
「駄目駄目、そんなんじゃ駄目!もっと色っぽく、おっぱいを振りながら言うのよ。『だんなさまぁっ、千絵、お××こ、たまんなくなっちゃってるの、千絵のお××こにチ×ポはめてぇ、お願い、千絵、孕みたいの・・・・』って、さ!」
「は、はいっ・・・・だんなさまぁっん・・・千絵、千絵、お××こ、たまんなくなっちゃってるの、千絵のお××こにチ×ポはめてぇ、お願い、千絵、孕みたいの・・・・・」
「もっと、大きな声で!」
「なんだい!あの調教は!」
めぐみの頬が激しく鳴った。母への調教が終わるごとに、めぐみは信代の前に出て、一部始終を報告しなければならない。
「めぐみ!そんな甘っちょろい調教で、千絵が孕むとでも思っているのかい?え、」
「ご、ごめんなさいっ・・・あ、明日から、もっと、頑張りますっ・・・」
「フン、お前なんかには、とってもつとまる役じゃない、とあたしは、最初(はな)っから分かってたんだよ。銀次の顔を立ててやったが、無理なんだよ。やっぱり、千絵は売り飛ばすしかないようだね。」
「ま、待って、待ってくださいまし、信代さまっ・・・・お、おねがいっ・・・・」
めぐみは、泣き出した。信代の足にすがりつき、泣きじゃくりながら必死に哀願する。
「お、おかあさまを、う、売らないでっ、お願いですっ・・・・め、めぐみ、心を入れ替えて、お、おかあさまを、い、いいえ・・・・ち、千絵をは、孕ませますっ・・・・孕ませて、ご、ごらんにいれますっ・・・」
「口先だけじゃ駄目なんだよ。めぐみ、もう諦めるんだね。千絵は来週早々競売に出すからね。」
「そ、そんなっ、い、嫌っ、嫌ぁっ・・・お、おねがいっ・・・・お慈悲です。き、きっと、きっと、千絵を孕ませます、孕ませますからぁっ・・・」
めぐみは半狂乱になって泣きさけんだ。信代はしばらく無言のまま、足下にひれ伏して泣きじゃくっている妊婦となった娘を見下ろした。
「めぐみ、お前、どこが拙いのか、本当に分からないのかい?」
信代の口調がふと和らいだ。戸惑いの表情を見せて、若い娘は涙に濡れた瞳をおどおどと、信代に向けた。
「え、どうなんだい?」
「お、教えてくださいませ・・・・信代さま、お、おっしゃる通りにい、いたします・・・」
「めぐみ、おまえ、千絵にビンタを張ったかい?」
娘はブルブルふるえて激しくかぶりを振る。
「めぐみ。お前にはまだ、千絵が母親だという意識がぬけ切れていないようだね。千絵は牝なんだよ。母親なんかじゃぁない。男たちの意のままに弄び抜かれる最低の肉奴隷なんだ。分かるね?そのことをしっかり肝に据えて千絵を躾けなければいけないんだよ。」
「は、はい・・・・」
「めぐみ、お前が約束通り、首尾良く孕んだことは、社長も、満足されておられるんだよ。 え、ことの次第によっては、お前だけ特別扱いしてやってもいいとまでおっしゃっているんだ。分かるかい?」
「は、はい・・・・・?」
信代の話の展開について行くのは、若い娘には難しかった。信代の急変も理解しがたいものがあった。信代は、目の前にうずくまってしゃくりあげている娘の肩を抱くと、スベスベした白い背中を撫でながら、説教するのだ。
「旦那さまはね、お前を専用家畜として、地下の檻ではなくて、お座敷で飼うようにしてやってもいいというんだよ。え、破格の待遇じゃないかね。」
「は、はいっ・・・・あ、ありがとう、ご、ございます・・・・ありがとう、ご、ございます・・・・」
「だけど、千絵は違うよ。あれは最下級の牝なんだ。お前とは身分が違うんだ。社長の御気分ひとつで、いつでも、改造することも、売却することもできるただの性具なん
だよ。ただし、・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・?」
「鈍いね、お前も。まだ分からないのかい?お前が、調教師として千絵を完全にお前の家畜にできれば、千絵の処分も考え直されるかもしれないってことだよ。」
「そ、それは・・・・・・」
(ど、どういうことなの?そ、そうすれば、おかあさまも、あたしも、売られずに済むということなの?)
「いいかい。牝を仕込むのは、お遊びじゃないんだ。牝は手荒らに扱わなければつけあがる一方なんだよ。」
「は、はい・・・」
「もっと、千絵をビシビシ鍛えるんだ!。モニターで見てて、あたしにはすぐ分かったよ。お前の調教を受けるのがよほど不服みたいじゃないか。え、あの恨めしい目つきを見れば、一目瞭然だよ。」
「・・・・・・・」
「牝の根性をたたき直すためには、あたしがどうしてるか知ってるだろ?え?」
めぐみは、信代の牝への扱いを身に沁みて知っていた。乳首や性器にピアスされ、リングがはめられた牝たち。 牝たちは、隷従の徴として、恥丘に真っ赤に焼けた印を施され、連日、長時間にわたる苛酷で淫虐な調教に呻吟し、ヒィヒィ狂い泣く生活なのだ。 そして、少しでも信代の機嫌を損ねようものなら、嫌と言うほど性器を、鞭打たれる。牝は生傷の絶える間がないほどなのだ。ピアスされた乳首に一升瓶をぶら下げさせられ、「牝の誓い」を繰り返しながら、一晩じゅう庭先にさらされ、無惨にも、乳首が伸びきってしまった牝たちも少なくない。そんな牝たちは、いつの間にか怖ろしい女肉市場に引き出されて、売られ、姿を消していくのだ。美しい母もまた、性器にピアスとリングが施されている。クリリングに一升瓶をぶら下げられて、狂い泣いた母の姿を目撃させられたあの時の恐ろしさは、生涯忘れることはないだろう。しかし、母に対して自分がそんなことをすることができるものだろうか。
「どうやら分かったようだね。牝の根性を骨の髄までたたき込むためには、たえず、繰り返し繰り返し、容赦なく折檻をくわえなきゃいけないんだよ。めぐみ。お前に選択の余地はないんだ。できるできないなんて問題じゃぁないんだよ。」
「・・・・・・・・・・・」
「思いっきり、千絵をぶちのめしてごらん!」
「は、はい・・・・わ、わかりましたわ・・・」
「第一、鞭だって振り回すばかりじゃないか。え、めぐみ、お前、まだ千絵のお××こ打ちだってしてないだろ?」
「あ、は、はい・・・」
「不埒な牝には××こ打ちするのが、調教の鉄則なんだ!いいかい、千絵の××こを、力一杯叩きのめして見せてごらん!」
娘は、ひぃーっ、と泣いた。どうしても逃れられない運命なのか。娘の自分が母を家畜に堕とす・・・その倒錯した場面にめぐみは戦慄した。
「え、めぐみ、わかったかい。」
「は、はい・・・・わ、わかりましたわ・・・・」
「社長があの牝をどうなさるかは、お前の千絵への扱いぶりにかかってるんだよ。めぐみ、千絵を絶叫させてごらん!、少なくとも、二度や三度は悶絶に追い込むぐらいでなきゃ、駄目なんだ!お前が厳しく千絵を仕込むことができれば、旦那さまも、お悦びだよ。」
「・・・は、はい・・・・わ、わかりましたわ・・・・きっと、きっと、おかあさまを、い、いいえ、千絵をみ、みっちり仕込みます・・・・千絵を家畜に、お、堕としてご、ごらんにいれます・・・」
「よし、その言葉を忘れるんじゃないよ!」
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