第5章 母奴隷連行 





「困りましたね、奥さん、お子さんの学費も滞納してるんですよ。このままでは、除籍になってしまいますが、いいんですか?」

分厚い眼鏡の奥から、好色な眼差しが舐めるように、有里の全身を見つめている。肥満して禿げ上がった初老の校長のねばっこい視線に、有里は身震いする思いであった。

「あ、あの・・・も、もう少し、お、お待ちいただけないでしょうか。学費はかならず、お払いいたしますから・・・」

「奥さん、そんなことおっしゃるが、あてはあるんですか?どうなんです?」

有里は沈黙せざるをえない。

グビリ、とテーブルに置かれたお茶を飲み干すと、校長は俯いている有里を眺めながら、しばらく黙っていたが、おもむろに口をひらいた。

「実はね奥さん、奥さんに対する債権は、もう事業団に譲渡されているんですよ。もう、私どもの手から離れておりましてね。支払がなければ、お嬢さんともに身柄を差押えて、競売にかけることになる手筈なんですよ。」

「そ、そんなっ、・・・・」

あまりのことに有里は絶句した。この怖ろしい組織のことは、噂に聞いて知っていた。国から家畜奴隷の収集と管理・調教、売却等の独占的な権限を与えられている。各県ごとに支部が置かれ、潤沢な資金を背景に行われる牝狩り活動は、有里のように、経済的破綻をした者や犯罪者、政争で粛清された者の家族にとって、鬼よりも怖ろしい団体である。いったん収容されてしまえば、二度と市民生活に復帰することはないのだ。

有里は、真っ青になって、全身が瘧のようにブルブル震えがきて、とまらない。

「そ、そんなっ・・・・あぁっ、ど、どうか、校長先生、た、助けて、助けてくださいまし、・・・お、お願いですっ・・・」

有里は、恥も外聞もなく、校長に身をすり寄せて無益な哀願を始めた。

「奥さん、もう手遅れだよ。もう、決まったことだからね。後は、娘ともども牝として生きていくしかないんだよ。」

「ひぃぃ〜っ・・・・」

怖ろしい現実に目の前がまっ暗になる。有里は泣きながら、恥も外聞もなく校長に縋りつくと、必死で哀願を繰り返した。

「まあまあ、奥さん」

校長はえびす顔を浮かべつつ、有里のからだを抱き寄せ、全身をいやらしく撫でまわす。

「奥さんのほうはもう、どうにもならんが、奥さん次第では、頼子ちゃんのことなら、なんとかしてあげられるかもしれないな。」

「??・・・・・」

不安な面持ちで、有里は校長の顔を見上げた。

校長は、有里の胸の中に手を入れてきた。

「あ、あぁっ、い、いやっ・・・・いや・・・」

校長の意図を察した有里の抵抗は虚しかった。そのまま、無遠慮に有里は乳房をつかみだされた。
雪のように白いまるい乳房の頂点には、ピンク色の可憐な乳首がつんと、尖って飛び出している。
校長はぐりぐりと有里の乳房を揉みしだき、もてあそびながら、再び口をひらいた。

「他人の手前もあるからね。今のまま修学を続けることはできないよ、ただね・・・」

焦らすように言うと、有里の乳首を抓んで引っ張ったり、ひねり上げたりして玩びながら、有里の怯えを愉しんでいる。

溺れる者は藁をも掴む例えで、有里は、抵抗できず、そのセリフに縋るばかりであった。

「聖女学院というのを知っているかね?ちょっと遠くて交通の便も悪いところなんだが、山並みに囲まれた全寮制のハイスクールでね。奥さん次第では、頼子ちゃんはそちらに転校することができるんだよ。学費も私が負担してあげてもいいんだ。」

「ど、どうすれば、いいんですの?」

不安な表情ですがるような眼差しをむける有里を小気味よさげに見下ろすと、校長は言った。

「その条件を話す前に、まず、すっ裸になってもらおうかね。話しはその後だ。どうだね。」

衝撃的な言葉に、有里は色を失った。

「ハハハ・・・ま、私としてはどちらでもいいんだがね。奥さんが嫌だと言えばこのまま、私は引きあげる。だが、すぐに施設から奥さんを迎えにくる。頼子ちゃんも即退学で専用の牝畜化施設に送られることになる。どうするね?奥さん次第では、免除してもらえるよう取りはからってもいいんだ。」

「ひぃぃっ・・・・む、娘ばかりは、ご、ご勘弁を、・・・・わ、わかりました・・・・ぬ、脱ぎます・・・・」

有里は身を起こすと、ワンピースの背中のファスナーに手をかけた。

「奥さん、ちょっと待ちなさい。奥さんがただ、この場ですっ裸になるだけじゃ、面白くない。もっと私を愉しませてもらわないとね。」

「・・・・」

相手の言う意味が分からず、不安げな表情で校長の口元を有里は見つめる。

「頼子ちゃんは、もう帰ってきたようだね。」

「は、はい・・・」

「頼子ちゃんの部屋は二階だったな。呼んできなさい。」

「む、娘には、手を、だ、出さないで、く、くださいまし・・・・お、おねがい、あ、あたくしは、も、もう、ど、どうなっても、いいんですから・・・・」

啜り泣きながら有里は訴えた。

「ハハハハハ・・・・何を勘違いしてるんだね、奥さん。頼子ちゃんを呼ぶのは別の理由だよ。」

「??・・・・・」

「まだ、わからんのかね、奥さん。奥さんは、牝畜として収容されるんだよ。だから、牝畜のつとめがどのようなものであるか、娘にしっかり伝えておかなきゃいかんだろうが、え、違うかね?」

すっかり獣の正体を剥き出しにした校長は、有里にとって身も凍るような要求を持ち出してきたのだ。

「いいかね、奥さん!お前は、娘に見ている前で素っ裸になって、牝として色っぽく私を誘うんだ!奥さんが、これからは牝畜として生きていくことを、誓うんだよ。娘にはその証人になってもらう必要があるからね。」

ガラリ、と口調を変え、今や一片の慇懃さもかなぐり捨てて、野獣の本性を剥き出しにした校長の姿は悪鬼そのものであった。獣欲に狂った眼がギラギラと血走って、舐め回すように、有里の全身を眺めている。

「ひぃぃっ〜・・・・」

堪えきれず、有里は悲鳴をあげた。

「覚悟を決めて、娘の前ですっ裸になって、いっぱいに股をひらくんだ!牝というのはどうういうものか、しっかりと娘に伝えて、これからお前は牝として生きていくという誓いをするんだ。
奥さんが牝畜商品として高く売れれば、頼子ちゃんの学費だって賄えるってもんじゃないか。な、だから、儂の前で、色っぽくねだって、愉しませてくれれば、さっきの話しを進めてもいいんだ。だが、私が満足できないようであれば、この話しはなしだよ。」

有里は両手で面を覆って嗚咽した。逃れることのできない怖ろしい運命に全身の震えがとまらない。

「嫌とは言わんだろうね。まさか、頼子ちゃんに代わらせたいわけじゃないだろう?え。」

有里は弱々しく華奢な首をふるばかりだ。

「返事は?」

「は、はい・・・・」

「さ、それじゃ、娘を呼ぶんだ。娘の前で、しっかり牝になる誓いをしてみろ、有里!」

泣く泣く、有里は立ち上がると、二階に声をかけた。

「頼子ちゃん、降りてきてちょうだい。ママ、大切なお話があるの・・・」

やっとの思いでそう言うと、有里は両手で面を覆い、嗚咽する。

トントントン、と軽い音をたてて、セーラー服の美少女が降りてきた。

「あ、校長先生・・・いらっしゃい」

「あ、うむ、頼子ちゃん、ママから話したいことがあるそうなんだよ。聞いて上げて欲しいな。」

笑いながら校長は応じる。
事情を知らない可憐な娘は、不審そうな面持ちで美しい母親を見つめた。

「頼子ちゃん、じ、実はね・・・実はね・・・・・」

恐ろしさ、おぞましさで、脳天に血が逆流するかのような思いに、有里は言葉を続けることができない。

「マ、ママ、どうしたの?」

娘の問いに、有里は意を決したように、おぞましくも淫らなことばを口にした。

「ママね、・・・・、牝として施設で生活することになったの・・・・ここにいらしている河内先生が手配してくださったの。今日は、ママがかわいい牝になれるよう、先生が直々に調教してくださるっておっしゃるの・・・・・・・・ママ、牝になる誓いをしなければならないの。頼子ちゃんには、証人になってほしいの・・・・そのうえで、便宜を図ってくださった河内先生に、ママが牝としてつとめを果たす立会人になって欲しいの・・・・・」

可憐な娘は、ひっ、と息を呑んだ。頼子の歳では、まだ牝の意味は十分に分からなかったが、美しい母が想像を絶する淫らで怖ろしい身の上に転落することは本能的に理解できたのだ。

「頼子ちゃん、分かったかね?おかあさんは、牝畜化センターに行くことになったんだよ。施設で、からだの奉仕で男の人たちを愉しませる牝畜になるための調教を受けるんだよ。
だが、その前に今日は、かわいい牝になれるかどうか、テストして欲しいというお母さんからのたっての希望で、私が、お母さんのからだを調べることになったんだよ。」

「お、おかあさまっ・・・・・そ、そんなっ、そんなぁっ・・・」

「頼子ちゃん、堪えて頂戴。頼子ちゃんにはショックかもしれないけど、ママはもっと辛いのよ。でも、し、仕方がないのよ・・・・。ママが牝になれば、頼子ちゃんは、聖女学院に転入させていただけるって、校長先生が約束してくださったの。だから、ママが一匹の牝として、校長先生のお手でどんなふうに調教されていくか、証人になって欲しいの・・・・」

「わかったね。じゃ、奥さん、いや、有里!す、すっ裸になってもらおうかね・・・」

「は、はい・・・・」

頼子は信じられない思いで、美しい母が脱衣して全裸になるさまを見つめた。

野卑な男の前で、一糸まとわぬ姿になったとき、有里は乳房を抱きしめて、しゃがみ込んで嗚咽した。そんな有里をギラついた眼差しで見つめている校長は追い打ちをかける。

「しゃがんでいいなんて、誰が言ったね。さっさと立って全身を見せるんだ。これからは、奥さんは牝として、からだの奉仕で生きていく家畜として生きていくんだよ。パンティー一枚穿くことすらできないんだ。いつまでも、生娘みたいに恥ずかしがってるんじゃない!」

「は、はい・・・」

厳しく叱声されて、有里は涙を拭って、有里はおずおずと乳房と前を覆う手をはずして、野卑な男の前に正面をさらしたのだった。辛さと恥ずかしさ、おぞましさで面をあげることはできなかった。俯いてシクシクすすりあげるばかりだ。
均整の取れた伸びやかな全裸の有里は、とても中学生の子供がいるようには見えない。
丸いメロンのような乳房、くびれた腰、むっちりと張り出した豊かな双臀、そして、なだらかなカーブを描く白い腹には、黒々とした繊毛が息づき、その透き間に女の縦長の秘裂を覗かせている。

「さっさと股をひらくんだ、有里!」

今やギラギラとした肉欲を隠そうともしない、校長は、パシン、と有里の白い太腿を平手打ちする。

「ひぃっ、は、はいっ・・・・」

泣く泣く左右に下肢をひらいていく有里の乳房を肉厚の掌で手にとってやわやわと弄び、いやらしく有里の下腹を撫であげ、恥毛に指を絡ませて引っ張ったりして玩びながら、命じた。

「さ、有里、牝の誓いだ!」

「は、はい・・・河内さま、有里は、・・・・有里は・・・・牝になります。有里が牝畜として、きちんとつとめを果たすことができるかどうか、お、お調べくださいませ・・・」

校長の前にひざまずいて、ことばを詰まらせながら、掠れた声で切れ切れに牝の誓いをする美しい母の姿は、衝撃的であった。幼い頼子にとって、これほど、怖ろしい光景を眼にしたのは、始めてだった。美しく聡明な母が完全に崩潰して、男の意のままに玩び抜かれる一匹の牝に堕ちていくさまを、目の当たりにしなければならないのだ。

校長はギラギラした笑みを浮かべつつ、有里のからだ全身をいやらしく撫で回し、下腹部の繊毛を撫で上げ、指に絡ませて引っ張ったりしていたぶりながら、ねっとりと何事かを耳元にささやく。

有里は、それを聞いて、真っ赤になって、イヤイヤと首を振るが、逆らうことはできない。

「よ、頼子ちゃん・・・・お、お願い、ママを見て」

涙声で、有里は娘に声をかける。

頼子も泣きながら、涙でぐしょぐしょになった視線を美しい母に向けた。

有里は男の命じるままに、その場に身を横たえた。

「ご、ご主人さまぁ〜っ・・・・」

仰向けの姿勢で、左右にいっぱいに下肢をひらいていく。両手で脚を抱えて、パックリと性器をくつろげてのご挨拶である。

「頼子ちゃん、よく見て、牝は、牝はね・・・・こ、ここで、男の方に奉仕しなければならないの・・・・ママの膣、い、いいえ、ママのお○○こを、よく見て・・・ママは牝として、これからはここでご奉仕する家畜になるため、施設に行かなければならないの・・・」

「お、おかあさまっ・・・あぁっ、お、おかさあまっ・・・」

堪えきれず、娘は絶叫した。

「頼子ちゃん、ちゃんと見るんだ!眼を反らすんじゃない。」

怖ろしい形相で、校長は頼子を睨みつけて一喝した。ひっ、と娘は喉から声を漏らし、竦み上がった。

「こ、校長先生の、ご、ご配慮で、・・・ママは、・・・・ママは、お、お○○こと、お臀の穴に、・・・殿方のペニスを咥えこんで、・・・ご奉仕するための牝になるの。」

途切れ途切れで、有里は啜り泣きながら、必死で強制された卑猥な言葉を娘に語らなければならなかった。

校長は、有里のまるい乳房を手にとって玩びながら、娘に命じた。

「さ、奥さん、娘に剃毛をねだるんだ!」

有里もひぃぃっ、と泣いた。実の娘の前で屈辱的な「牝畜化誓約」を強いられたあげく、陰毛を剃り落とされる。生き恥を晒させることによって、徹底的に女を屈服させて奴隷意識を植え付け、奴隷根性をたたき込むことが牝畜化の第一歩なのだ。想像を絶する運命の苛酷さに有里は泣いた。

「何をもたもたしてるんだ。さっさと娘にねだらんかい!」

「ひぃぃっ、い、嫌っ、嫌ですっ、あぁぁっ、ど、どうか、か、堪忍してっ・・・お、お願いですっ・・・」

泣き声を振り絞って、有里は哀願した。

「甘ったれんじゃない。有里、お前はもう牝なんだ。そのことを片時も忘れるんじゃない!それとも何かね。さっきの話しを反古にしたいのかね?え?母娘ともども肉市場で売り飛ばされたいのかね。」

「ま、待って、待って下さい・・・・うぅっ、い、言います。言いますから・・・」

涙でぐしょぐしょに頬を濡らしながら、有里は掠れた声で娘に声をかけた。

「頼子ちゃん、お願い・・・・お母さんの、お○○この毛を剃ってくれないかしら?・・・」

「お、おかあさまっ・・・・」

「お願いよ。これからはママ、牝として生きていかなければならないの。牝の分際で、無駄毛があったら、かえってご主人様が、お遊びになるときに目障りになるわ・・・・・」

「さ、頼子ちゃん、これでお母さんのお○○この毛を剃り落とすんだ。疵をつけるんじゃないぞ!」

無理矢理剃刀を渡されて、頼子はわっ、と泣いた。
しかし、拒絶した場合に母が受ける責め折檻が怖ろしかった。

「ご、ごめんなさい、おかあさま、ゆ、ゆるしてっ・・・」

剃刀を手にした頼子の手はブルブル小刻みにふるえている。

「ほら、そんなふうだと、お母さんの大事な所に疵がつくぞ。しっかり剃らんかい!」
校長は笑いながら言う。

ジョリ、ジョリ、ジョリ・・・・あられもない音をたてて、有里は娘の手で陰毛を剃り上げられていく。

「あぁっ、あっ、か、堪忍っ、ゆ、ゆるしてっ・・・・・許してっ・・・」

美しい母は身も世もなく悶え泣いた。

「ゆるしてっ、おかあさまっ。ゆるしてっ・・・・」

娘も涙で顔じゅうをぐしゃぐしゃに濡らしている。

「オラ、頼子、もっと脇を剃らんかい。ケツの穴のほうまで剃り残しがないようにするんだ!」

「うぅっ、おかあさまっ、おかあさまっ、許してっ、頼子をゆるしてっ・・・」

「よしよし、・・・・」

やがて、ツルツルに剃り落とされて、剥き出しになった有里の秘貝は、妖しいまでに悩ましかった。

「さてと、それじゃ、・・・・」

校長は細引きを取り出す。有里の手首を括り上げる。
そのまま、有里は鴨居から縄で吊られた。

面を伏せて、むっちりと脂の乗った白い太腿をぴったりと閉じ合わせてシクシクすすりあげる母の姿を、頼子は信じられない思いで見つめた。

校長は有里の華奢な左足の足首をつかむと、輪に通す。鴨居を潜らせた縄につなぎ止めると、いっぱいに引き揚げる。

「あぁっ、あぁっ・・・・い、いやっ、いやぁっ・・・・・・」

左足が高く跳ね上げられていく。日頃からエアロビクスで鍛えた柔らかい躰がかえって仇になった。バレリーナのように、左肩につくほどまでいっぱいに片足を引き揚げられたのだ。
無毛の性器がこれ以上ないまでに剥き出され、パックリと口をあけて、内部の濡れそぼった赤い肉襞が丸見えになった。

「い、いやっ、こ、こんな恰好はい、いやっ・・・」

縄がピーン、と張って、ギシギシと音をたてる。

「ハハハハ、何をわがまま言っておるんだ。施設ではこの体位で何人もの男の相手をしなきゃならんのだぞ、有里」

校長はギロリと娘に眼をやった。

「頼子ちゃん、ちゃんと見るんだ。お母さんが牝のつとめを果たすところをしっかり見るんだ!眼を離すんじゃない!後でお母さんの牝のつとめぶりの一部始終を作文してもらうからね。」

校長は容赦なく追い打ちをかける。母娘はわぁっ、と号泣した。

「オラ、有里、泣いてばかりいないで、ちゃんと娘に頼まんかい!」

今や残忍非常な淫魔そのものとなった校長は、哀れな母奴隷を嵩にかかって責め立てる。

「それとも娘に代わりをさせたいのか!え、儂としてはそれでもいいんだぞ!」

「わ、わかりましたっ・・・・うぅっ、お、おっしゃる通りに、い、いたしますっ・・・・」

泣きじゃくりながら、有里は屈服した。

「頼子ちゃん・・・・、ママ、・・・校長先生のお手で、牝に仕込まれるのを見届けてほしいの・・・・」

頼子もヒィヒィ泣いた。あまりといえばあまりの所行である。とても校長の振るまいとは思えなかった。野獣のような醜悪な欲情と、残忍さに声も出なかった。

「ようし、有里、おねだりせい!」

「は、はいっ・・・・・ご、ご主人さま・・・あ、有里を、め、牝に、し、仕込んで、く、くださいませ・・・・む、娘の前で、有里は牝になりたいの・・・・・」

「ようし、それじゃいくで!」

校長は笑いながら背後から有里のまるい乳房をわしづかみして、ぐりぐり揉みしだきながら、天井に高く屹立した醜悪な肉茎を有里の性器におし当てていく。

「うぅっ、うっ・・・」

ああ、とうとう娘の前で犯されるのだ。しかも憎い相手に精一杯の色香と媚びを売りつつ牝になる誓いをしなければならないのだ。絶望と恥辱に全身の血が逆流し、気が狂いそうであった。

「ほれ、あ、ほれ・・・・どうだ、え、有里」

校長は肉茎の先端で有里の膣からアナルにかけてなぞりあげ、じっくり焦らしたあげく、一気に貫いていった。

「あむっ・・・・あむむむっ・・・・・い、いやっ、いやぁっ〜・・・」

衝撃のあまり、有里は声を失った。校長のどす黒く変色した肉茎は、有里の膣を貫き、内部を押し広げるようにして、ジワジワと奥へと押し入ってくる。その一部始終を娘が目撃しているのだ。

「さ、どうだ、有里、根本まで咥えこんで、しっかり繋がったな。」

「あうっ、は、はい・・・・あ、ありがとうございますっ・・・ありがとう、ご、ございますぅっ・・・・う、うれしいですっ・・・・牝の有里、う、うれしいです〜っ・・・・」

「娘にも教えてやれ!」

「は、はいっ・・・・よ、頼子ちゃん、み、見て、ママの、ち、膣に、ご主人様の、お、おチ×ポが入ってるでしょ?こ、これが牝のつとめなの・・・・これから、ママはこうやって、たくさんの殿方の方のチ×ポを、ち、膣に、くわえ込んで、た、愉しんでいただくための奴隷になるの・・・」

「お、おかあさまっ。うぅっ、お、おかあさまっ・・・・・」

「よ、頼子ちゃん、マ、ママをけ、軽蔑しないで・・・あむっ、あぅぅ〜っ、ご、ご主人さまっ、あぅぅっ、ご主人さまっ・・・」

もはや、何を言っているか、有里は分からなかった。

「ご、ご主人さまっ、い、いいのっ・・・お○○こいいのっ・・・た、たまんないっ、たまんないわっ・・・・」

有里は、ハァッ、ハァッ、と息も絶え絶えだ。縄がギシギシと軋み、玉のような汗が全身から飛び散る。乳房もブルブル、上下に揺れた。有里の泣き声はさらに昂まっていく。

「あっ、あぅっ、ひぃぃっ・・・・ご、ご主人さま、へ、へんになっちゃいますぅ〜っ、は、はい・・・・そうです、有里は牝ですっ・・・・牝の有里、い、いきますっ・・・いっちゃいますっ・・・」

有里の膣は厚くたぎり、どろどろに淫液を滴らせてビクビクと痙攣している。

「どうした?え、有里」

「ご、ご主人さまっ、も、もうっ、もうっ、い、いっちゃうっ、牝の有里、お○○こ、いっちゃうっ、・・・・・いくっ!」

全身を弓なりに仰け反らせ、白目を剥いて、有里は全身をふるわせ、ひときわ大きく叫んだかとおもうと、ガクンッ、と躰が一瞬硬直した。その瞬間男をくわえ込んだ膣はキューッと収縮して、肉茎を締め付けた。堪えきれず、校長もまた同時にドッと白濁を膣内に迸らせたのだった。

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怖ろしい一夜が明けた。有里はうっすらと眼を開けた。縄目を許されて、夜具の上に突っ伏している自分に気が付いた。夜を徹して校長の飽くなき責めに、有里は泣き叫び、いくどとなく絶頂に追い上げられたのだろう。最後は記憶すらなかった。全身が綿のように疲れ切っている。

娘の頼子も泣き疲れたのだろう。そばで昏々と眠っている。

(ああ、有里は牝、有里は牝なんだわ。これからは、牝畜として生きていくしかないんだわ・・・)

実の娘の面前で、女としての最大限の恥辱を晒したのだ。生き恥を掻かされて、母としての誇りも矜持もすべて破壊されてしまったのだ。もう二度と立ち上がることはできないだろう。野獣のような校長の肉欲に征服され、あられもない声をあげて、淫がり泣き、叫び、アクメに追い込まれたのだ。いくどとなく、屈辱的な牝の誓いを繰り返させられた。
そのすべてを娘に見られてしまったのだ。思い出しても脳天に血が逆流し、気が狂うばかりの衝撃と悔恨に、有里は、胸が潰れる思いであった。しかもこれははじまりにすぎない。施設に入れられれば、さらに苛酷な牝畜化のための怖ろしい調教が待ち受けている。性の玩具になるため、情け容赦ない畜化修業に呻吟し、狂い泣く日が続くのだ。

玄関先にギギー、と車の停まる音がして、有里は目覚めた。
 
「お、出迎えがきたようだな」
有里はハッとなった。校長はすでにもとのスーツに着替えており、全裸の有里は冷酷な眼で眺めている。
チャイムが鳴った。

有里はひっ、と息を呑んだ。そ、そんな無法なことがあるだろうか。

「こ、校長先生、や、約束がち、ちがいます・・・い、今すぐなんて、き、聞いてませんっっ・・・そ、そんな、あ、あんまりです・・・」
 
「何をいっておるんだ。有里、お前は牝なんだぞ、牝との約束なんかした覚えはない。」 
校長は冷たく言い放った。
襖がガラリ、と開いて、人相の悪いやくざ風の男が入ってきた。

「おう、校長先生、これが例の牝かな?」

有里は乳房を抱きしめ、怯えきった眼差しで新たな闖入者へと眼をやった。金髪で、耳たぶにピアスをした酷薄そのもので、女を性の玩具としてしか見ていない獣の眼である。

「さ、奥さん、支度はできたかね?」

「い、いやっ、いやぁっ・・・」

有里の白い喉から悲鳴が迸った。全裸で連行されるのだ。
 
「何をいまさら恥ずかしがってやがるんだ。さっさと手を後ろに回すんだ。手間をかけさせんじゃねー」

「せ、せめて、パ、パンティーだけでも、お、おねがいっ・・・」

有里は喉をふるわせて哀願した。そんな有里の頬に猛烈なビンタが飛ぶ。

「甘ったれんじゃねー、牝にそんなものはいらねーんだ。第一、四六時中姦られっぱなしの生活なんだぜ。そんなものを穿いてる間なんかねーじゃねーか!」
 
「そ、そんな、そんなっ・・・あぁ、ど、どうか、ゆ、ゆるしって・・」
 
「往生際が悪いぞ、有里、これからはお前は牝として生きていくんだ。覚悟を決めて、かわいい牝になることだけ考えてりゃいいんだ!」
 
有里はひぃぃっ、と絶望の声を奏でる。
 
「さ、さっさと両手を後ろに回すんだ。牝は立って歩くことだって、許されてないんだ。これからは、四つん這いで歩かなければならないんだぞ。今日のところは特別に、立って歩かせてもらえるだけでも、有り難いと思え。つべこべ抜かしてると、娘も一緒に連れて行くぞ!」

眼を覚ました娘の頼子は、わっ、と泣き叫んだ。怖ろしい事態は終わっていなかったのだ。

「お、お願いっ、お、おかあさまを、つ、連れていかないで、お、お願いっ・・・」

泣きじゃくりながら、侵入者の足に縋って哀願する。

「ガキはすっこんでろ!」

ヤクザは乱暴に娘を蹴倒す。頼子は衝撃で部屋の隅にまで吹っ飛んで壁に激突した。

「や、やめて、お、おねがい、娘には、手をだ、出さないで・・・」

有里は悲鳴をあげて哀願した。

「奥さん、それじゃ素直に付いて来るんだな?」

「は、はい・・・・」 

涙を拭って屈服せざるを得ない有里であった。

「ようし・・・・娘に因果を含ませるんだ!」

有里は、泣き濡れた眼を娘に向けた。これが今生の別れになるのだろうか。

「頼子ちゃん、お別れよ、ママは行かなければならないの。でも、頼子ちゃんは心配しなくていいの。校長先生が、頼子ちゃんの今後のことは約束して下さったのよ。

「それじゃ行こうか、有里!」

「寺井さん、ちょっと待ってもらえるかな。」

校長は鞄の中から赤い布片を取りだしてきた。

「ん?」

「まあまあ、大事なところを丸出しにさせられて連行されるのは、ちょっと可愛そうじゃないかな。どうせ、施設に入れば、すぐに剥ぎ取られて丸出しにさせられるんだけどな。それに、ショウや余興での小道具して使うこともあろうかと思って、特別に奥さんのために用意したんだがね。」

校長は笑いながら、それを押し広げた。真っ赤な越中褌で、中央に白く「牝奴隷有里」と染め抜かれている。、目の前にそれを突き出された有里は、真っ赤になって、ブルブル頬を強ばらせている。

「あハハハ・・・こいつはケッ作じゃねーか、ま、いいだろ、有里、先生に御礼をいわなきゃな!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「お礼は!」

「は、はい、あ、ありがとうございます・・・・」

「よしよし、頼子ちゃんのことは心配せんでもよいぞ。私が責任をもって引き受けてあげるからね。その代わり、奥さんは施設でしっかり調教を受けて、一日も早くかわいい牝畜になるよう、励むんだよ。さもなければ、頼子ちゃんも、すぐに牝畜化の施設に送られることになるよ。」

「は、はい、あ、ありがとうございます・・・・ありがとうございます・・・・し、施設では、い、一日も早く、・・・殿方好みの可愛い牝になれるよう、有里、・・・・せ、精一杯、うぅっ、・・・が、がんばります・・・」

褌を締められて、有里は後ろ手に括り挙げられて泣く泣く連行されていった。

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》》今週の牝畜《《

 施設に収容されて、徹底的な畜化調教を終えた牝畜は、一部は女肉市場に競売に付され、一部はネットを通して配信される。

有里の姿がネットのサイトに乗ったのは5ヶ月後のことであった。
有里の変貌ぶりは驚くものがあった。一糸まとわぬ全裸での正面と背後からの写真、額をこすりつけての土下座でのご挨拶、そして四つん這いで背後から、性器から肛門までまるだしにした写真が公開されている。
牝に関する詳細な情報も記載されている。有里の場合も、スリーサイズはもちろん、躰の各パートのサイズが拡大写真とともに掲載されている。
「牝畜化誓約」の音声ファイルも2つ、施設に収容される際のものと、牝畜化された際のもの、が付されていた。収容前のものは、切れ切れの涙声で声を詰まらせながらのもの、調教完了後は、沈みきってはいるものの、淀みなく、より淫猥な言葉で録音されていた。
サイトの有料会員になると、動画も配信される。そこでは牝の濃厚な性交奉仕の場面を閲覧することができた。
気品ある美しい牝畜が、あられもない声をあげて、懸命に肉交のつとめを果たす場面は、販売プロモーションビデオとして、大きな効果をあげており、売り上げ増大に貢献するところが大きい。
牝は肉交のつとめぶりを絶えず評定され、成績が悪ければ淫虐な仕置きと苛酷な調教が待っている。
プロモーション・ビデオでは、有里も、おどおどと怯えを示しつつ、必死で肉交のつとめを果たすさまが映し出されていた。





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