第3章 初交
頼子があてがわれた部屋は寮の3階の一番奥まった部屋であった。
3人の女子生徒と同室である。部屋のドアにはプレートが掛けられ、氏名と顔写真、生徒番号、スリーサイズが表示されていた。
[2A080401r02浅野弥生16歳 B90W57H88]
[3D070401m6矢田美樹B15歳 B88W59H85]
[2B090430r25酒井頼子B14歳 B78W54H75]
ドアには鍵がなく、いつでも、だれでも、開けて押し入ることができるようになっていた。
寮の入口に陣取る肥満した中年の管理人の入念な身体検査の後、頼子は、入口に続くホールで着替えさせられた。制服はすべて脱いで、寮内での専用衣装になるのだ。
「そうね、頼子はこのサイズかしらね。」
管理人が取り出した衣装を見て、頼子は息を呑んだ。年頃の娘が身につけるとは思えないようなけばけばしい衣装である。
ピンク色のスケスケのネグリジェは、腰までしかなく、最下級の娼婦が身につけるような卑猥な衣装である。ボタンもついていない。ともすれば、はだけしまう胸もとを絶えず、手で押さえていなければならない代物である。
「ここでは、肌着は一切禁止よ。直接、素肌にこれを羽織るのが決まりなのよ。男子の方たちが、いつ、ここに来訪されるか分からないでしょ。牝の肌をたっぷり愉しんでいただくためには、こうして、万全の準備を整えておく必要があるのよ。」
泣く泣く全裸になって、恥ずかしいネグリジェ一枚姿にさせられて、ようやくこの部屋に連れてこられのたのだ。
部屋には、髪の毛の長い美少女が、これも紫色のうすもののネグリジェ一枚の姿でドアの正面に座っていた。足音がすれば、すぐに正座して待機するのがきまりのようである。管理人の姿を見て、そのまま額を床にこすりつけて挨拶の言葉を口にした。
「管理人様、お見回りご苦労様です。矢田美樹、ここに控えております・・・」
「ああ、美樹、もう戻ってきたんだね。今日から一緒に生活する酒井頼子だよ。頼子、こちらが矢田美樹。お前の1年先輩だね。いろいろ教えてもらって、一日も早く可愛い牝になるよう努めるんだよ。」
管理人が去ったあと、美樹は唇に指を立てて、話しかけようとした頼子を制止し、そっと目配せして、壁と天井に取り付けられたカメラの所在を教えた。室内での女子生徒の生活ぶりもすべて監視の対象となっているのだ。
「集音マイクも設置されているの。あたし達の会話はすべて筒抜けなの。おしゃべりの内容も常時チェックされているわ。言葉遣いや立ち居振る舞いが、牝に相応しくないとされると、すぐにお仕置き部屋に引っ立てられるから、気をつけて。」
美樹が酷くビクビクして落ち着きのない様子であったのは、そのせいだったのだ。今まで何度となく、室内での娘どうしのやりとりや振る舞いを咎められて、仕置きされてきたのだ。
美樹は、おどおどと、あちこちに目を配り、やっと小さな声で頼子の耳元で囁いたのであった。
「お兄様たちが、こちらに入っていらっしゃるときは、あたし達はからだのご奉仕で、最大のおもてなしをしなければならないの。お兄様たちが、いつ、こちらに入っていらっしゃるかは、分からないわ。でも、どんなときでも、あたしたちはうんと甘く燃えさかって、それに応えることができるような状態になっていなければならないの・・・・あたしたちを牝畜に躾けてくださるお兄様たちのご芳情に感謝して、一日も早く、ご主人さまの悦ばれるようなかわいい牝になれるよう、がんばらなければいけないわ・・・、」
そのセリフは、頼子に言い聞かせるというよりは、カメラと集音マイクの向こう側で監視している怖ろしい支配者たちの機嫌をとり、媚びを売るためのセリフであることは明らかであった。
「それに、からだのおつとめのときは、できるかぎり、色香をふりまいて、愉しんでいただくよう努めなければダメ・・・もう、ひとり弥生って子がいるんだけど、今日は朝から、連れ出されたの。授業にも出てなかったわ。今夜は帰ってこれないんじゃないかしら。あそこに連れて行かれると、夜を徹して調教を受けることになるからよ。」
夜になった。
浅野弥生はけっきょく戻ってこなかった。
今日ほど長い一日はなかった。衝撃の連続で何度か気を失いかけたほどである。授業中でも、何度も、室外から声をかけられて、教室を出て行く娘がいるのだ。
そして、廊下に出るや否や、厳しい叱声の下で、すすりあげながら脱衣していく様子が手に取るようにわかる。そして、叱声の混じったビンタの音が響き、哀しげな喘ぎ声が洩れてきた。廊下で肉交のつとめを強いられているのだ。
しかし、教員は顔色一つ変えずに平然と授業を続け、他の生徒達も蒼い顔でうつむいて受講しているのだ。
ようやく就寝を許されてベッドに入ったものの、これから異様で怖ろしい生活が待っているのかと思うと、なかなか寝付かれなかった。
寮内は森閑としていたが、ときおり女のかぼそい啜り泣きが上の階のあちこちから洩れてくる。
「頼子、こんなことで驚いてちゃダメ・・・・辛い、辛いとばっかり思ってたらもたないわ。むしろ、うんと弄ばれて、苛められて、一日も早く牝の悦びを覚えたほうが楽よ。あたしも、最近ようやく、乱暴される悦びを覚え始めたの。
お稽古つけて下さるときも、早くお兄様の喜ぶようなかわいい牝になりたい、って気持ちでいっぱいよ・・・あ、お兄様がいらしてるみたい。・・・こちらに、来られるかもしれないわ・・・」
震えを帯びた声で美樹が頼子にささやく。頼子は、毛布をしっかり握りしめ、嗚咽を堪えた。
ズシン、ズシンと重たい足音とともに、何者かが階段を上ってくる。
(あぁ、来た、来たわ・・・・あぁ、だ、誰か、た、たすけて・・・)
頼子は生きた心地がしなかった。
早くも美樹ははやくもドアに背を向けて三つ指を付いてひれ伏している。短いネグリジェの裾が捲れ上がって剥き出しになっている白い臀を高く屹立させ、来室を待つのだ。
「い、いらっしゃるわ・・・・頼子も、美樹と同じ恰好でお出迎えして・・・もっと、股を拡げて、・・・お兄様がドアを開けはなったとたんに、牝が膣からお尻の穴までまるみえになっているようでなきゃダメ。・・・お尻を振るのも忘れちゃいけないわ・・・」
震えを帯びた涙声で美樹がささやく。頼子もあわてて、美樹と並んで、土下座の姿勢をとった。
胸の内の哀しい望みも虚しく、バタン、と音をたてて、ドアが開けられた。
パチリ、と室内灯がつけられ、明々と内部が照らし出される。
「お、お見回り、ご苦労様ですぅっ・・・・矢田美樹、ここに控えておりますぅっ・・・」
額を床にこすりつけたルームメイトの口から、信じられないほど甘い声が飛び出してくる。まるい臀を左右に振ってみせる。
頼子もあわてて、美樹にならって、幼い臀を振った。
「牝の美樹、おっぱい硬くして、待ってたの・・・ど、どうぞ、お、お遊びになってくださいませ・・・」
ルームメイトの口から次々とついて出る卑猥なセリフに、頼子は衝撃を受けていた。
「うむ、こちらは新しく入った牝だな。名前は?」
背後からシュッ、シュッと息洩れのしたような野太い声が降ってきた。優しさは微塵も感じられない冷酷な声音に頼子はふるえあがった。
「は、はい・・・・さ、酒井頼子と申します・・・・お、お兄様、よろしく、お願いいたします・・・・」
処女の頼子にとってやっとの思いで、絞り出すように言うのが精一杯であった。
「うむ、美樹、この牝はまだ、生娘だな?」
恐ろしさにブルブルふるえて、頼子は声がそれ以上言葉が出てこない。
美樹は、横から媚びるように男に応えている。
「は、はい・・・そうだと思いますわ・・・・頼子さんは、まだ、男の方の前で股をひらいたことはないと思うの・・・でも、今夜はお兄様に初膣を破られたいって、さっきも申しておりましたの・・・・・・・ご存分に蹴破っておんなにしてあげてくださいませ・・・・ねぇ、頼子、貴女からもおねだりしなきゃ駄目よ・・・今夜は貴女の貫通式だわ・・・」
「は、はい・・・・お、お兄様、頼子の、は、初膣を、ど、どうぞお破りくださいませ・・・頼子をおんなにしてくださいませ・・・」
いきなり、剥き出しの臀をピタピタと叩かれた。男の肉厚な掌の感触が頼子の幼い肌を這う。
カァッ、と脳天に血が逆流し、おぞましさと哀しさで頼子の胸がいっぱいになる。
美樹はすでに感じているようだ。わずかに面をあげ、うっとりと目を閉じ、舌で唇を舐めまわし、男の愛撫に応えるように、臀を左右に振っている。
男は四つん這いで並んだ若い娘の二つの臀を撫であげ、臀肉をくつろげて、性器からアナルまでじっくり観察している。
「あんっ、あんんっ、お、おにいさまっ、お兄様ぁっ〜」
頼子も美樹にならって、必死で声を絞る。
「お兄様ぁっ、い、いやぁっんん・・・・嫌っ、嫌ぁんん・・・」
いきなり性器に丸太のようなものがねじこんできた。
頼子にとってはじめての肉交のつとめが開始されたのだ。
一瞬、何が起こったのか分からなかった。激痛が全身を貫き、声が出なかった。極太の楔ががっちりと股間に食い込み、内部の肉襞を裂けるように押し広げていく。
生まれてはじめて味わう激烈な苦痛に、頼子は、一瞬気が遠くなった。快感などあるわけがない。わぁーっ、と泣き叫ぶことすらできない。少しでも身動きすれば、一層苦痛が増すのだ。
「い、いやっ・・・・お兄様、いや・・・」
それだけの言葉を吐き出すので精一杯である。
男は、頼子の髪の毛をひっつかんで弓なりにのけぞらせ、グイ、と後ろにねじ向けさせ、苦痛に歪む表情を確かめる。
「どうだ、痛いか、牝め!」
「お、おねがい・・・・ゆ、ゆるして・・・」
声を出すのも辛い。
男は、背後から情け容赦なく頼子の幼い膣を貫き、突いてくる。
「うむ、これで貫通だ。完全に繋がったな。ハハハ、どうだ、牝、感じるか、え、」
「ひっ、ひぃぃっ〜、ひっ、ゆ、ゆるしてっ・・・・・」
男は、頼子の髪の毛をひっつかんで、弓なりにのけぞらせ、頭をぐい、とねじ向けさせ、苦痛に喘ぐその表情を眺める。
「ひぃぃっ、ひぃっ、ひっっ・・・」
「ほれ、牝、泣け、もっと泣け、ケツを振って泣くんだ!」
男が迪送を始めると、頼子の細く狭い小径を情け容赦なく押しひろげながら、奥へと突き進んでいく。一突きされるごと、苦痛が倍加する。経血が噴き出してきた。
「ひっ、痛いっ、痛いですぅっ・・・・お、おにいさまっ、か、堪忍っ、・・・」
苦痛で、身動きすらできない。男は細引きを取り出すとそのまま、後ろ手に頼子を括りあげていく。
「どうだ、牝め、分かるか、お前はこうやって、ここで、奉仕するために飼われた牝だってことを、からだで覚えるんだ、いいな、頼子!牝になれ、牝になりきって励め!」
「ひっ、ひぃぃぃっ・・・・は、はいっ・・・はいっ・・・・・」
頼子の膣から迸った血が点々と部屋の床を汚していく。
「おうおう、随分と出血するじゃないか。え、辛いか?え、頼子」
「か、かんにんっ、痛いっ、痛いですぅっ・・・ど、どうか、どうかぁ、かんにんっ・・・」
「フフフ、そりゃお前にとっては辛いかもしれんが、それが牝のつとめなんだぜ。分かるか、頼子、こうやってこれからは泣き叫ぶ毎日なんだ。しっかり励め、・・・・ほれっ、あ、ほれっ、ほれっ、ほれっ・・・」
男は情け容赦なかった。
「ひぃぃっ・・・」
「ひぃじゃねえ、いいわって言って見ろ、たまんないわって、言うんだ。それが姦られてるときの牝のことばづかいだぜ!」
「は、はいっ・・・・ひっ、い、いいわっ、いいわっ・・・・」
むろん、初膣を破られつつある頼子に快感があるはずはない。しかし、そうやって絶対服従の言葉を口にすることが牝にとって大切なことなのだ。暴力的に玩ばれるときでも、牝は悦びの声をあげて、感謝の気持ちを伝えなければならないのだ。
「い、いいですっ、たまんないですっ、お兄様っ、おにーさまっっ、あぁぁぁっ、あっ、頼子、牝に、牝になりますっ・・・」
泣きじゃくりながら、頼子は叫んだ。もう何を言っているか分からなかった。男の言われるまま、次々と牝のセリフを強いられていく。
「頼子は牝、牝です・・・う、うれしいですぅっ・・・・お○んこのおつとめできて、う、うれしいですぅっ・・・」
「は、はいっ・・・・気持ちいいですっ、頼子、し、しあわせですぅっ・・・う、うんと頼子を、も、もてあそんでくださいませ・・・」
美樹は、頼子を貫いている男の胸にぴったりとからだを擦りつけ、うんっ、うぅっんん、と甘い声を放ちながら、男の胸から腹にかけて舐めあげ、さらに結合部分にも舌先を這わせている。男は頼子の乳房を鷲づかみにして、揉みしだきながら、キスをねだる美樹に応じてやりながら促す。
「頼子、もっと腰を振るの。あそんで下さるお兄様への感謝の徴しをそうやって示さなければダメ。腰を振って。」
こうして、頼子は美樹ともども、夜が白むまで弄ばれた。
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