広大な黒川家の屋敷には入り組んだ廊下で繋がった大小の座敷が、それこそ数え切れない程ある。初めて屋敷に上がった者は迷子になるくらいだ。そんな座敷の一つから母娘の切ない啜り泣きと哀願の声が漏れていた。

「あぁ・・加代さん・・後生です・・こ、こんなむごい事はなさらないでぇ〜〜っ!」

雅子の哀しい哀願が加代の耳に心地よい。今、雅子、翔子、美穂の3人は天井から吊された縄で両足を高々と吊し上げられ、大股開きの惨めな格好を晒しているのだ。雅子と娘たちは、それぞれの足首同士を縄で結わえ付けられ横一列に並べられている。

「ほほほ・・・雅子奥様、これはあなた方が初夜を迎える為の準備でございますのよ。落ちぶれた桜井家から黒川家に嫁入りさせて頂くんですもの、それなりの礼儀を払うのは当然でございましょ?これから先ず最初に奥様お嬢様方の陰毛をきれいさっぱり剃り上げさせて頂きますわ。不作法に陰毛生やしたままなんて失礼でございますわよ!剥き身のおまんこで夜のお勤めをするのが、当然の作法ではございませんこと!」

そう言って加代は、ニタニタと笑いながら雅子を見下ろす。

「うぅ・・そ、そんな・・・」

哀れな女たちの顔が辛そうに歪んでいる。

「では最初は美穂お嬢さまから剃らせて頂きますわ。あらあら、まだ生えかけたばかりの可愛らしい陰毛なのに、さっぱり剃り落とすのはお気の毒でございますけど、悪く思わないでくださいましねぇ・・うふふ・・」

泡立てたシェービングローションを、ひたひたと塗られるおぞましい感触に美穂は仰け反って悲鳴をあげた。

「あぁ、いや・・いや・・」

腰を捻らせて逃げようとするが、両足をしっかりと天井に吊り上げられた体では儚い抵抗でしかなかった。加代の意地悪い指で柔襞まで押し広げられ、ようやく生えかけた陰毛を隅々まで剃り上げられるのだ。

身も世も無げに羞恥で顔を染め、いやいやと左右に頭を振っている美穂。

「いやぁ〜〜っ、こんな事って・・あぁ美穂ちゃん・・美穂ちゃん・・」

しっかりと結わえ付けられた足首を通じ、妹の苦悩の身悶えを感じる翔子は、胸を掻きむしられる思いで妹の名を呼び続けるのだった。

「翔子お嬢さま、静かにお待ち遊ばせ!こっちが終わったら、すぐに尻の毛まで一本残らず剃り上げてさしあげますわ!」

「いゃぁあ〜〜〜〜っ!」

翔子は、ついに耐えきれずに泣きじゃくる。

「ほほほ・・・ホント、こうして桜井家の奥様やお嬢様方の陰毛を剃って差し上げられるなんて思いもしませんでしたわ!人間、長生きはするものでございますわねぇ・・」

けたけたと笑い声をあげる加代。

「あぁっ!後生です・・・加代さん、あなたも同じ女なら、この辛さがお分かりでしょう・・ど、どうか・・もうこんなむごい真似はお止めになってぇえ〜〜っ!」

娘たちの無惨な様子に、居たたまれず雅子は加代に泣いて哀願するのだった。

「あら、私が3年前に涙を流して奥様にお願いした時は、どうなさったのかしら?」

「くぅ〜〜っ、そ、それは・・」

「そう、それは虫の良い話でございますわよねぇ?・・恨むんなら落ちぶれた我が身をお恨み遊ばせ!そうでなかったら、四十路の浅ましい大股開き晒して、昔の使用人風情に陰毛剃られる事なんてありませんでしたのよ。あははは・・・」

加代の高笑いが響く。

「うっくぅ〜〜っ!」

狂おしい屈辱感に啜り泣く雅子。すでに加代は翔子の剃毛に取りかかり、尻肉を押し広げて肛門の周りまで、ぴちゃぴちゃとシェービングローションを塗り付けている。

「きゃぁあ〜〜〜っ!」

翔子が悲鳴をあげて尻肉をふるわす。

「あらあら、翔子お嬢さまが尻の穴の周りまで、こんなに毛を生やしてらっしゃるなんて存じませんでしたわ」

「いゃあああ〜〜〜〜っ!」

容赦ない加代の言葉嬲りに、号泣する翔子。

「あぁ・・加代さん・・あ、あなたは人間の屑だわっ!人でなしよっ!」

とうとう我を忘れて雅子は、加代に非難の言葉を叩きつけるのだった。

「おほほ・・・何と言われようと、ちっとも私は構いませんわ。だってこんな楽しい仕事、世の中にそうそうございませんことよ!さぁ、いよいよお次は雅子奥様のお上品な陰毛をつるつるに剃り上げて、おまんこ剥き出しにして差し上げますわ!」

「あぁ〜〜っ!いやぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!」

ついに加代に性器も肛門も晒しながら陰毛を剃りあげられていく惨めさに泣き狂う雅子。

「人間、落ちぶれたくはないものですわねぇ・・夫を持ちながら他の男へ嫁入りする為、陰毛まで剃り落さなけりゃならないなんて・・御同情致しますわよ、奥様!」

(くぅぅ〜〜〜〜っ!)

悔し涙が雅子の頬を伝い墜ちる。

(ふふふ・・・泣くのは、まだまだこれからですわよ・・)

剥き身にされた桜井家の女たちの、3つならんだ性器を満足気に眺めながら加代は、にんまりと微笑んだ。

「さぁ、最後の仕上げですわよ!今度は、剥き身のおまんこに、たっぷりと「ずいき汁」を塗りつけて差し上げますわ。これは芋茎で作った特製の「ずいき汁」ですの。黒川家の嫁になったら、いつでも旦那様を受け入れられるよう発情しておくのが勤めですわよ!まして今宵は大事な初夜でございますからねぇ・・おほほほ・・」

楽しくて堪らぬとばかりに、にやにやと笑みを浮かべながら、筆の先を「ずいき汁」に浸す加代。美穂の幼い性器から順番に、たっぷりと肉襞からクリトリスにまで塗りつけてゆくのだ。女たちの口から身も世もない悲鳴が噴きこぼれる。

「あはぁ〜〜〜〜〜っ!お、お願い・・・もう・・もう許してぇ〜〜っ!」

クリトリスがひりひりと燃えるように疼く。やがて、じゅくじゅくと媚肉の内側から淫ら汁が止めどなく溢れてくるのだ。

「あぁ〜〜ん、お母様・・翔子姉さん・・み、美穂のあそこが・・と、とっても変な気分だわぁ〜〜っ!」

初めて感じる、いやらしい女の感覚に狼狽する美穂。幼い性器は赤くぽってりと膨らみ、しっとりと濡れそぼっている。

「あぁ・・・美穂ちゃん、お母様もお姉様も一緒よ・・・耐えるのっ!耐えなきゃダメぇ〜〜っ!」

加代特製の「ずいき汁」の効果は、耐え難いほど強烈であった。いつしか女たちは恥じらいも忘れて、尻をゆさゆさと振りたくっているのだ。

「あらまぁ、はしたない姿でございますわね。この「ずいき汁」の効果は殿方の精液を注ぎ込んで頂けるまでは消えませんことよ。これからは黒川家の嫁のたしなみとして毎日塗らなければならないのでございますよ。おほほほほ・・・・」

甲高く笑い声をあげる加代の目前で、喘ぐようにうねり舞う桜井家の女たちの3つの秘貝。

「さぁ、奥様、お嬢様方、最後の仕上げにお浣腸させて頂きますわ!」

更に追い打ちを掛けるような加代の言葉に、女たちの苦悶の喘ぎはいっそう激しくなるのであった。
「あぁっ!こ、この上まだ・・私たちを辱めるの・・加代さん、もう・もう・・許して・・」

泣いて許しを乞う雅子。もう激しく反抗する気力も消え果てていた。

「ほほほ・・・今からそんな弱音を吐かれたんじゃ、黒川家の嫁として先が思いやられますわよ。桜井家から嫁いだ嫁は、おまんこは生涯夫にだけ捧げなければなりませんけど、尻の穴は例外でございますのよ。あなた方の尻の穴は、黒川一族であれ使用人であれ黒川家に関係する男たちに共用されますの。もちろん御客様があれば、尻の穴で御接待するのが黒川家の嫁の大事な勤めですわ。明日からは朝昼晩と浣腸を受けて、いつでも綺麗な尻の穴を使って頂けるようにお心掛け遊ばせ!」

「ひぃ〜〜〜〜〜っ!そ、そんな・・むごすぎますわぁあ〜〜っ!」

桜井家の女たちは、黒川家の嫁となる事が、いかに残酷なものか思い知り泣き狂う。

「だから言いましたでございましょう。恨むのなら落ちぶれた桜井家を恨んでくださいましね。あなた方を嫁にしてくださる黒川家に感謝しこそすれ、非難するのはとんだ筋違いでございますわよ。さっ、もうあまり時間もございませんわ、わかったら尻の穴をお開き遊ばせ!お浣腸が済んだら肛門の奥まで、先ほどの「ずいき汁」をたっぷりと塗ってさしあげますわ!あはははは・・・」

加代の笑い声と女たちの号泣だけが、深と静まりかえる黒川家の屋敷に響いていた。
「くぉ〜〜〜〜〜〜〜っ!」

いま、加代の目前では、切なげに顔を歪めながら雅子が苦悶に身をよじらせていた。美穂と翔子にはトイレの使用を許したが、3年前の鬱憤をはらさんとばかりに、雅子にだけはそれを許さず、座敷で排泄する生き恥に泣き狂う雅子の顔を、とくと見物するつもりなのだ。

「あっ、あぁああ〜〜〜〜っ!き、加代さん・・もう、もう・・ダメよぉお〜〜〜っ!お、お願い・・おトイレを・・おトイレを使わせてぇ〜〜〜〜〜っ!」

迫り来る便意に脂汗を流しながら哀願する雅子。

「あらあら、桜井家の奥様がはしたのうございますわよ!そうそう、この際言っておきますけど、今後は私が奥様専属の御世話役になってますの。明日からは毎日決められた、お浣腸の時間になったら、自分から私の部屋まで来て肛門を差し出してくださいましね。それから御世話役とはいえ、私は黒川家の人間ですから言葉使いにはお気を付け遊ばせ!気安く加代さんなどと呼ばずに、加代様と呼んで頂きとうございますわ!」

「あぁ、、ご、ごめんなさい・・加代様ぁあ〜〜っ!お、お願いします・・・早く・・早く・・おトイレへ行く、お許しを〜〜っ!」

「おほほ・・・だから、奥様の為に、こうしてオマルを用意してございましょ?あまり我慢すると体に毒でございますわよ!さぁ、遠慮無く此処で脱糞遊ばせ!奥様がどんな顔で脱糞なさるのか、とくと見物させて頂きますわ!」

(あぁ〜〜っ!いやぁあああ〜〜〜〜〜〜〜っ!)

雅子の前に置かれているのは、子供が使う小さなオマルなのだ。

「さぁ、あまり時間もございませんのよ。さっさとお跨り遊ばせ!」

「くぅ〜〜〜〜〜〜っ!わ、わかりましたわぁ〜〜っ!お、お願いです・・加代様ぁ、向こうを・・向こうをお向きになっててぇっ!」

もう限界に達した雅子は、子供のオマルに跨るしかなかった。

「何も恥ずかしがる事は、ございませんわ!こんな事はこれから毎日ございますのよ。さぁ、黒川家の嫁として誇りを持って、堂々と脱糞あそばせ!」

(うぐぁ〜〜〜〜っ!、も、もう・・だめぇ〜〜〜〜っ!)

がくがくと太股を震わせながら、ついに小さなオマルに跨る雅子。羞恥に泣き狂う顔を加代に、まじまじと見物されながら排泄せねばならぬのだ。

「オマルが小そうございますから、周りに飛び散らかさないようお気を付けくださいましね!おほほほほ・・・・」

加代の嘲笑の中、浅ましい破裂音を何度も響かせながら、黄土色の液体が果てしなく噴出する。

「あはははは・・・よもや雅子奥様がこんな凄い脱糞されるなんて、想像もしませんでしたわ!」

けたけたと笑い転げる加代の言葉に、雅子のプライドは完全に崩れ去ってゆく。

(あぁ〜〜〜っ、も、もう・・黒川家の惨めな嫁として生きくしかないのね・・)

絶望の涙が、雅子の頬を止めどなく伝い落ちていた。
加代に見物されながら、浅ましいまでの排泄姿を晒した雅子は畳にくずおれてさめざめと泣き咽せている。廊下から足音が近づき座敷の襖が、すっと開かれ玲子が顔を覗かせた。

「加代さん、そろそろ準備は出来たかしら?」

それぞれに泣きむせぶ桜井家の女たちの姿に、満足そうな視線を向けながら玲子が尋ねる。

「はい、美穂と翔子は、すっかり準備が出来ておりますですよ、玲子御嬢様。「ずいき汁」もたっぷりと塗り込んでおきましたから、あそこも良い具合にとろけておりますわ!おほほ・・雅子はもう少しお時間をくださいまし」

「そう、じゃ美穂と翔子は先に連れて行くわ!さぁ二人とも立ちなさい!先刻から夜具を敷いて、それぞれ旦那様になる方がお待ちかねよ!」

妖しい微笑みを浮かべながら、残酷にも美穂と翔子に初夜の刻を告げる玲子。

「あぁ〜〜っ、お母様〜〜〜っ!」

美穂と翔子が救いを求めるように、絶望の眼差しを雅子に投げかける。

「あぁ・・美穂ちゃん・・・翔子・・・」

(もう、もう・・お母様はどうする事も出来ないの・・耐えて・・耐えてちょうだい・・)

玲子に引かれるように連れて行かれる娘たちを、気の狂うような思いで見送る雅子。

「ほほほ・・・二人とも今宵は、婿様にたっぷりと可愛がって頂けますのよ。雅子奥様も負けては居られませんことよ!」

(うぅっ!)

「こう申しては失礼でございますけど、雅子奥様は若い御嬢様方とは違って、さすがにお歳を召していらっしゃいますから、ちょっと若作りした方がよろしゅうございますわ。その方が婿様もお喜びですわよ。おほほ・・・」

そう言うと雅子は鋏を取り出し、雅子の髪を切り始めるのだ。

「ご心配なさらないで、こう見えても私、若い時分に美容師の免状を取ってございますの。」

かつての使用人に、性器も肛門を、まじまじと見られながら陰毛を剃り上げられたばかりか、浅ましい排泄姿まで晒してしまった雅子は、もう加代の目もまともに見ることは出来ないほど卑屈な心持ちになっていた。諦めの気持ちと共に、じっとして加代にされるがままである。そうしている間にも、あの「ずいき汁」の効力で雅子の媚肉からは、淫らな汁が溢れ出し、肛門の中からクリトリスまで耐え難いほどに疼いているのだ。もじもじと太股をすりあわせる雅子を尻目に、加代は手際よく雅子の髪型をショートカットに仕上げてゆく。

「まぁ、見違えるほどお若く見えましてよ。ほほほ・・・それから婿様の御趣味でございますので、これをお付けくださいまし!」

加代が差し出したのは、犬の首輪であった。

(くぅ〜〜〜っ!)

思わず顔を背ける雅子。加代はお構いなしに雅子の首に犬の首輪を嵌める。

「さぁ、これで支度は調いましたわ。婿様のお座敷へ御案内しますから、お立ち遊ばせ!」

(あぁ〜〜っ!とうとう私も・・あなた・・あなたぁ〜〜っ!)

夫の顔が脳裏をよぎる。雅子は地獄に引かれる思いで、加代のあとに従うのであった。
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母娘哀泣