第六章 湯女のつとめ





 その日、母と娘は浴室での奉仕を命じられた。二人のソープ調教の成果が問われる日
であった。女遊びに馴れた剛蔵を十二分に満足させることができなければ、怖ろしい仕置
きが、二人を待ち受けている。母娘が信代から教示されたのは、ソープ奉仕の仕方ばか
りではない。牝にふさわしい立ち居振る舞いから、言葉遣い、たえず、ご主人様の気を引
くような、甘いお色気ある物腰や態度など、深窓の二人からは想像もできないような淫猥
で露骨な牝の作法を徹底的に仕込まれたのだった。剛蔵が入ると、すでに母娘は目のま
えにひれ伏していた。二人は、三つ指を付き、額を床にこすりつけたまま、小一時間近く
も主人の入場を待っていたのだった。
 
「だんなさま、・・・い、いっしょう懸命はげみますので、よ、よろしくお願いいたします・・・・」
 
二人の声はふるえを帯び、全身に怯えを示している。
 
「うむ、牝ども、しっかり励むんだぞ。」
 
「はい・・・・」
 
「ようし、じゃ支度をせい」
 
そう言うと、剛蔵は自ら帯を解いた。二人は立ち上がった。
 
「お・・・これは・・・」
 
剛蔵は目を円くした。母娘は真っ赤な越中褌一枚という、悩ましい姿態であった。それは、
ご主人様を歓ばせ、淫らな遊び心をそそらせるために身につけさせられた牝の衣装であ
り、全裸である以上に淫らなものであった。母娘は恥ずかしそうに微笑んで剛蔵に左右か
ら寄り添っていく。 二人はかいがいしく剛蔵の単衣を脱がせていった。下帯を取ると、す
でに剛蔵の肉棒は大きく反り返って天井向かって屹立している。赤黒く膨れ上がったそれ
は、いくつもの真珠を埋め込み、異臭を放って怖ろしいまでに醜怪そのものであった。しか
し、二人はためらうことなく、ひざまずいてチュッ、チュッ、とキッスをすると、剛蔵を見上げ
た。
 
「うっん、だんなさまっ・・・・こ、今度は、あ、あたしたちが、すっ裸になる番よ・・・」
 
めぐみがすすりあげるように言う。千絵も娘に負けじと鼻にかかった声をあげた。

「だんなさまぁっ・・・い、今、お、お××こ隠し、と、とっちゃいます・・・」
 
せつなげに腰を揺すりながら、褌のひもの結び目をそっと、解くと真っ赤な布片はハラリ、と
下に落ちた。一糸まとわぬ全裸になると、恥ずかしそうに両手で乳房を庇い、媚びを含んだ
微笑で剛蔵と視線を合わせた。流線型のまっしろい女体が二つ、剛蔵の前に並んでいる。
千絵の陰毛は牝奴隷にふさわしくハート形に剃り揃えられ、他方で、めぐみのそれは蝶の
形のリボンが結びつけられていた。左右からぴったりからだを密着させ、母娘はキッスを求
めた。とろけるように柔らかい千絵の乳房、こりこりと張った弾力あるめぐみの乳房が剛蔵
の両脇に押しつけられ、暖かい感触が全身を貫いてくる。甘酸っぱい香水と女の匂いが入
り交じってむせかえるばかりである。
 
「うっん、・・・・だんなさま、スキ・・・」
 
「ねぇ、め、めぐみ、待ちきれないの・・・は、はやくお風呂場でか、可愛がってくださいまし・
・・・」
 
首筋まで真っ赤に染めながら消え入るような声でねだる母娘であった。二人は恐ろしい主人
に左右からピッタリ寄り添って、乳房も、腹も密着させて、流し場に足を踏みいれた。二人とも、
首筋までバラ色に上気させている。目を閉じ合わせ、主人がまるい臀丘を撫であげるのも拒
まなかった。それどころか、乳房を、腹を、太腿を、股間を積極的に擦りつけて玩弄に応える。
 
「うむ、よしよし・・・」
 
縋るような必死の面もちで、全身を擦り付けている二人の哀れな母娘奴隷の様子に満足しつ
つ、左右から乳房と下腹を密着させたまま、交互に長いキッスが交わされる。
 
「うぅっん・・うんっ・・・」
 
母娘は甘い情感を漂わせて、キッスにのめりこみ、舌先を差し入れ、主人の舌と絡ませ、吸っ
た。ごくごくと喉をふるわせ、主人の唾液を呑み、気に入られようと必死である。牝奴隷に堕ち
てまだ日の浅いめぐみは、怯えがとれなかった。懸命に肉のつとめに励んでも、主人にどのよ
うな難詰をされて、仕置きされるか分からないからだ。剛蔵は母娘の怯えをむしろ愉しんだ。
ちょっとでも、不機嫌そうな様子を見せるならば、牝たちは必死になって、あられもない体位を
とり、過剰すぎるほどのよがり声を張り上げて、機嫌を取り結ぼうとするからだ。ヒップへの愛
撫に応えるように左右にもじつかせるのも健気であった。ことに娘のめぐみを庇って、母は一
心不乱で、媚びるように、下腹を主人の腿に擦り付けていた。剛蔵は満足気に台の上に腰を
おろした。哀れな母娘は目の前にひざまずき、あらためて、ご挨拶をする。
 
「ご、ご主人様、ご、ご奉仕させていただきます・・・お、おかあさまともども、い、一生懸命は
げみます・・・ど、どうぞ、よろしく、お願いいたします・・・」
 
「だんな様、きょ、今日は、千絵のからだを、ご、ご存分にご、ご賞味くださいまし・・・・い、い
たらない、メスですが・・・い、一生懸命はげみます・・・ど、どうぞ、よろしく、お願いいたしま
す・・・」
 
震えを帯びて、土下座し、額をこすりつけて挨拶する二人の声は、恐怖にうわずっていた。土
下座している間も二人は高く尻をあげ、ユラユラと左右にもじつかせている。
 
「うむ、千絵は後ろからだ。めぐみは前を洗うんだ!」
 
「ハイ・・・」

二人の背後には等身大の鏡が埋め込まれており、土下座する母娘のまるい臀丘がゆらめく
のが写し出されている。怯えきっておどおどしている母娘の白い肌を剛蔵は満足げに見下ろ
し、鏡に映った後ろ姿を鑑賞した。まるい双つの臀丘が高々とあげられ、ユラユラと揺れてい
る。深く刻まれた割れ目の奥に肉唇が剥き出されている。めぐみはまだ破爪後まもないので、
ピッタリと閉じ合わされているが、肉交を絶え間なく強いられ赤くなっている。これに対して、母
親の千絵の陰唇はひらき加減で、内部のピンク色にぬめり輝く肉襞を露呈させており、なま
なましいかぎりであった。二人は、あきらめきった表情でおずおずと立ち上がって、全身を男の
前にさらした。母娘は並んで、目を閉じると、剛蔵の検分を受けた。玩弄を受けるため、二人は
両腕は後ろにまわして、胸を張った。母奴隷の千絵の白い乳房は九〇センチを越えるボリュー
ムで男を圧倒させる。くびれた腰からむっちりと張り出した腰、そして、スラリと伸びた白い下肢
の付け根のハート形の陰毛の透き間からは、縦の深い肉裂がくっきりと剥き出しになっていた。
妖艶そのものの千絵と引き換えに、娘のめぐみは、まだ女として成熟しきっていないが、リンゴ
のような丸い乳房とほっそりとした腰が痛々しい。しかし、リボンをつけた淡い陰毛の合間から
肉の合わせ目が見えるのが生々しかった。剛蔵の視姦に堪えられず、母娘は乳房を抱きしめ、
甘い声で抗議する。
 
「そ、そんなに、み、見つめちゃ一般、イヤッ・・・嫌ですぅっ・・・ち、千絵、こ、これから、お、おま
んこ、拡げられなくなっちゃいますぅっ・・・」
 
めぐみも蚊の鳴くような声で言った。
 
「だんなさま・・・め、牝のおまんこは、ご、ごらんになるだけのものじゃないわ・・・だ、旦那様に
は、はめられるためのものよ・・・」
 
剛蔵は二人の色香に痺れたような感覚を味わった。立ち上がると、二人の乳房を手に取り、そ
の柔らかさ、揺れを楽しんだ。
 
「うっん・・・・い、いや・・・・いや・・・・」
 
母娘はなよなよと、全身をもじつかせ、下唇を噛みしめ、あらぬ方を見ながら、必死で羞恥と闘
う風情であった。剛蔵の手は母娘の乳房からからだの線をなぞり、ヒップの丸みを確かめ、二
人の肉溝に指を這わせていく。
 
「牝ども、今日は、ここでたっぷりサービスしてもらうぞ!」
 
「は、はい・・・・」
 
火のように真っ赤になって母娘はうなずいた。俯いておどおどしている二人の牝奴隷は可憐さ
にたまらなくなって、剛蔵は二人のキュッとくびれた腰を抱きしめて、交互に唇を奪った。悩ま
しく張り出した千絵のヒップ、まだ肉が十分についていないがほっそりしためぐみの臀丘を撫
上げながらその丸みを愉しむ。二人とも、主人の愛撫に応えるようにヒップをくねらせ、夢中で
剛蔵の口内に舌を差し入れてくると、舌と舌とを絡ませてねっとりと吸い上げてくる。剛蔵の機
嫌を損ねまいと必死なのだ。少しでもご主人様の機嫌を損じたら、どんなに恐ろしく、淫虐な仕
置きを受けなければならないかもしれないからだ。二人ともひしと恐ろしい剛蔵にしがみつき、
乳房を、腹をこすりつけて甘え媚びた。
 
「ようし、それじゃ始めるんだ!」
 
「ハイ・・・・」
 
母娘は、ボディ・シャンプーを躰にまぶしはじめた。目を閉じ合わせ、白い双の乳房を両手で
揉みしだくようにしてシャンプーを塗し、さらに股間に擦り付けていった。
 
「だんなさまー、お支度できましたの・・・・」
 
美しい母の千絵は剛蔵の背後に周って、背中に肌を合わせていった。
 
「めぐみ、どうした?前を洗え、」
 
剛蔵は、ねっとりした柔らかい夫人の乳房の感触を背に愉しみながら、大きく膝をひらいてそ
そりかえった雄渾な巨茎を乙女の前に突き出した。めぐみはこれが夢であって欲しい、夢なら
 覚めて欲しいと必死で思った。剛蔵は、めぐみの髪の毛をひっつかんで、揺すぶりながら股
間に顔を押しつける。腐ったチーズのような臭いに、めぐみは吐き気を催した。眼を閉じ、唇に
含んだ。熱く煮えたぎった男の肉塊がすさまじい臭気を放ちながら、めぐみの口内で大きく膨
れ上がってくる。

その巨大さ、醜悪さ・・・・

めぐみはほとんど息を継ぐことができないほどである。唇が避けてしまうかと思うほどの巨大
さなのだ。
 
「む、むむっ・・・・・うぅっ・・・・・」
 
めぐみは声ならぬ声をあげた。
 
「ようし、ゆっくりしゃぶりあげるんだ!歯を立てるんじゃないぞ!」
 
その間、千絵は、背後からうっん、」うぅっん、と甘ったるい声をあげながら、剛蔵の背を円を描
くようにしてたわわな乳房をこすりつけている。剛蔵はしばらく、そうやって母娘の奉仕を愉し
んだ。千絵は乳房を背から腰に移動させながら、剛蔵の首筋から肩にかけて丹念に舌先を
這わせている。娘は苦しそうな表情で必死で喉の奥まで肉棒を頬張っていた。
 
「千絵、前に来い!」
 
「はい・・・・」
 
千絵は従順に剛蔵の前に来ると、足下に膝まずいた。尻を振りながら、剛蔵の右足の親指
と人差し指の間から、土踏まずにかけて舐めはじめる。セットした髪の毛がほつれ、頬にか
かる。肩を叩かれ、ようやく口唇奉仕からいったん解放されためぐみは、膝立ちの姿勢のま
ま、剛蔵の胸から腰にかけて母と同じように舐めあげていった。
 
「どうだ、牝ども、嬉しいか?」
 
「は、はい・・・・す、すてきよ・・・・だんなさま・・・・」
 
千絵は面を上げると、媚びるようににっこりと笑いかけ、乳房を左右にフルフルと振って見せ
た。
 
「めぐみはどうだ?」
 
「す、すてきです・・・・」
 
「ようし、まず壺洗いからだ!」
 
「はい・・・・」
 
千絵は剛蔵に背を向け、娘は正面を向いて、母娘は同時に下肢を左右にひらいていく。ため
らいがちの剛蔵の手を取ると、股間に誘った。
 
「うぅっんん・・・・」
 
なよなよと全身をもじつかせながら、股間に潜らせる。ムッと盛り上がった千絵の悩ましい臀
丘を潜り、すべすべした腹へと掌が這っていく。正面を向いためぐみの陰門も同時に男の指
がえぐりたてる。
 
「あむっ、むむっ・・・・うぅっん・・・・んんん・・・」 
 
「うっんっ・・・・・い、いや、いやぁっーん・・・・・むむっ・・・・・」
 
すでに母娘は白目を剥き、上体をのけぞらせて、声を高ぶらせていく。
 剛蔵は二人の表情を愉しみながらゆっくりと壺洗いを愉しんだ。千絵は額に眉根を寄せ、み
ずから乳房を揉みしだいている。めぐみも、べそをかきながらも腰を左右に振って玩弄に応え
た。二人の瞳は潤み、乳首は硬くしこって飛び出している。膣はもう、じっとりと汁を帯びて剛
蔵の指はぐしゃぐしゃになっていた。白い愛液を夥しく滲ませいている母娘に剛蔵はからかう
ように声をかけた。
 
「何だ。もう、こんなになってるのか?全くお前達ときたら、どうしようもない好きものなんだな」
 
「うっん・・・だ、だって、・・・ち、千絵、こ、これでもおんなよ・・・・す、好きな方に、おんなの
大事なと、ところで遊んでいただいてるんですもの・・・お、おんななら、み、みんな、へ、変に
な、なっちゃいますぅっ・・・・」
 
かぼそい声で抗議する人妻の姿はぞくっとするほど妖しくなまめかしい。
 
「ようし、それじゃ、跨がるんだ!」
 
「ハイ・・・」
 
千絵は左右にひらいてゆったりと台の上に腰を下ろしている剛蔵の右膝に静かに跨がってい
った。
 
「めぐみちゃんも、お願い・・」
 
娘も素直に主人の左膝に跨がる。二人の美女は股間を男の腿にこすりつけながら、乳房をす
りつけいく。
 
「うぅっん・・・うんっ・・・」
 
悩ましい声を立てて、美しい母は、豊かな乳房を男の胸板にこすりつけて洗う。マシュマロの
ような白い千絵の乳房は、変形して、キュッ、キュッ、と音をたてて、陰毛がジョリ、ジョリと音
を立てて擦れた。めぐみも母に倣って、主人の胸に小振りの乳房をこすりつけて、洗った。
 
「あうぅッ、うぅっ・・・旦那さまぁっ・・・・ス、ステキ・・た、たまんないわっ・・・」
 
「だんなさまっ・・・あひっ、あひっ・・・だ、だんなさまっ・・・・」
 
横で、母が悩ましい声をあげて、男に媚びるように、喜悦の表情を示す。 男は二人の臀
丘を撫で上げながら、左右からの甘いよがり声と肉の感触を愉しんだ。豊かな千絵の乳
房はとろけるように柔らかく、小刻みにフルフルと揺れる。これに比して、めぐみの小振り
ながらもゴムマリのような乳房がプリプリ弾むのである。 剛蔵は、両膝にまたがった母
娘が交互に膝の上を行き来するのを、目を細めて楽しんだ。からだが離れるごとに、パシ
ン、パシンと乳房を平手打ちして牝奴隷の反応を楽しむ。
 
「いや、いやぁっ・・・お、おっぱい、撲っちゃいや・・・」
 
「か、かんにんっ・・・・」

二人は泣き声をたてる。左右からうつくしい母娘が額に脂汗を浮かべて、懸命に乳房を
擦り付け、股間をこすりつけて、剛蔵を洗っている。顔を近づけるごとに、二人はキッス
を求めた。剛蔵はキッスの要求に応えてやりながら、愛らしい二人のピンクの乳首をつ
まんで弾いたり、捻り上げたりして弄んだ。
 
「あんっ、・・・・だ、だんなさまっ、だんなさまっ・・・・」
 
「だんなさまぁっ・・・」
 
剛蔵は、千絵の肩を押して立ち上がらせると、めぐみを抱え込んだ。可憐な娘は一人で
剛蔵に跨って、乳房を円を書くように男の胸に押しつけて洗う。その間、千絵は台の下
に仰向けになって潜り込んでいった。千絵の目の前に巨きく屹立した剛蔵の肉棒が突
き出されている。千絵はためらうことなく、見上げるような形でそれを口に含むと、心をこ
めてねっとりとしゃぶり立てはじめた。優美な頬をすぼめて、うっとりとした表情で顎を上
下させながら丹念にねぶり、亀頭まで舐め上げる。顔の上では娘があられもない声で泡
まみれになっている。
 
「うっん・・・うぅっん、うん・・・・」
 
「ううっん・・・うんっ、あ、あぁっ・・・あぁぁっ・・・・・・・」
 
千絵のからだは完全に剛蔵の足下に隠れた。台の下を潜りながら、千絵は剛蔵の陰茎
からアナルにかけてねっとりと舐めあげていった。ようやく、めぐみは剛蔵の手を取ると、
耳元にささやく。
 
「ねぇっ、だんなさまぁっ・・・マットのほうにいらして・・・」
 
目の縁を桜色に染めて剛蔵にねだる娘は全身を上気させて、喘ぐようにねだった。
 
「うむ・・・」
 
主人がマットの上にあぐらをかくと、娘はテーブルの上にあったグラスにブランデーを注い
で差し出した。芳醇な香りがたちこめる。母娘は左右からそっと剛蔵の肩に手を置いて、
寄り添ってきた。ゆったりとグラスを傾けると、千絵は目を閉じ赤らんだ頬をそっと剛蔵の
肩に載せる。甘酸っぱい女の匂いがオーデコロンの香りと入り交じって、むんむんと匂い
立っている。めぐみもまた、唇を男の胸に這わせ、乳首を吸った。二人のきゃしゃな肩を
抱き寄せると、そのまま母娘は唇を寄せ、キスを求めてきた。三人の唇が触れ合った。
 剛蔵が千絵に、口移しに酒を流し込んでやると、千絵は受け止め、さらに、そっと娘の
口内に移しこんだ。そして、めぐみの口から再び剛蔵へと口移しでブランデーが戻ってく
る。剛蔵がマットの上に仰向けに横たわると、二人が添い寝する形で身を横たえて、左
右から剛蔵の乳首を吸いはじめた。そのまま、丹念に舌先で舐める。目を上げると、天
井にはめこまれた鏡が母娘の優美な白い裸身を映しだしている。二人が下肢を剛蔵の
太い脚にからませ、せつなげに、うっん、うぅっん、と甘ったるい声をあげながら、股間をこ
すりつけて甘える姿が鮮やかに映っている。二人はできるかぎり甘ったるい声をあげなが
ら、真っ白い裸身を主人の胸におしつけて洗った。豊満な乳房がたわわに歪み、キュッ、
キュッ、と音をたててシャボンが宙に舞った。剛蔵は上に乗った娘の白い背を抱いて唇を
吸ってやった。千絵はその間身体を回転させると、シックス・ナインの体位に移行した。
すらりと伸びた形の良い白いふくらはぎが、すんなりと形のよい足首が剛蔵の目の前に
投げ出されるような形になった。千絵は豊満な双つの乳房の間に剛蔵の腿を挟みこみ、
こすりつけながら、剛蔵のごつい足の甲に舌先を這わせ、足の指を一本一本、心を込め
てしゃぶりたてる。千絵は心をこめ、懸命にしゃぶりたて、指の股にも舌先を這わせ、吸
いあげ、舐めあげた。
 
「うっんん・・・・」
 
やがて、千絵の重たく揺れる乳房が、剛蔵の胸から腹へと弾み踊りながら移動していく。
剛蔵はめぐみと濃厚なキッスを交わしながら、目をやると、真っ白く盛り上がった千絵の
臀丘が、そして、ピンク色に塗れそぼって白い汁を溢れさせている肉襞の奥が拡がって、
目の前を近づいたり遠ざかったりしているのだ。
 
「だ、だんなさまぁっー・・・い、いかがぁっ・・・いかがぁっ・・・千絵の、千絵の・・・お、お×
×こ、まるみえになってるかしらぁっ?・・・・・」
 
泣くような声で千絵は媚びた。それは生き物のようにヒクヒクと蠢き、とめどもなく、汁を溢
れさせているのだ。
 
「ああ、まるみえだぜ。千絵、何もかも丸見えだぜ!」
 
「あむっ・・・・むむっ、う、うれしいっ、うれしいわっ・・・だんなさまぁっ・・・・千絵、千絵ねぇっ
・・・・こ、こんなにまで、旦那様を、お、お慕いしてるの・・・」

 
「ようし、めぐみ、お前もお袋と一緒に尻を並べるんだ!」
 
「あ、はい・・・」
 
可憐な娘は、おずおずと、からだを反転させると、剛蔵とシックスナインの体位を取った。二
人の白く細い下肢が交叉しつつ、目の前に二つの臀丘が剛蔵の目の前に突き出される。
柔らかい乳房から腹の感触とともに、目の前にいっぱいに女陰が拡がっていく。

「・・・だんなさまぁっ・・・・うぅっん、だんなさまぁっ・・・・だんなさまぁっ・・・・」

「旦那さまっ、・・・だんなさまぁっ・・・・だんなさまぁっ・・・・」
 
母娘は声を上げながら、一心不乱に励んだ。甘く濃厚なご奉仕で、ご主人様がご満足して
くれるなら、後の仕置きや調教を手加減して下さるかもしれない、という哀しい牝奴隷の打
算であった。しかし、そんな二人の哀しい思いを見透かすように、剛蔵はうすら笑いを浮か
べて、肉の奉仕を愉しんでいる。優しく扱うつもりは毛頭なかった。剛蔵にとって、母娘はあ
くまでも、欲望を満たすために飼っている家畜にすぎないのだ。むしろ、奉仕を受けながら、
後でどんな仕置きをくわえようかと思案しているのであった。もっともっと、母娘を泣かせたい、
泣き叫ばせて牝のつとめの辛さを骨身に応えるほど味合わせてやりたい、という嗜虐の血
が騒ぐのである。母娘はその態勢で、剛蔵の足指を舐めあげ、しゃぶりながら、膣の内部を
拡げきって奉仕を続けた。
 
「うっん、・・・だんなさま、スキ、好きよ・・・」
 
二人は声を高ぶらせつつ、乳房を、腹を、擦り付けながら何度も何度も、仰向けになった剛
蔵のからだの上を移動していった。じっとりと濡れそぼち、ピンク色にぬめり輝く内部の肉襞
から白い汁を滴らせながら、母娘は子宮の奥まで覗かせて、剛蔵の目の前に近づいたり、
遠ざかったりする絶景を展開する。
 
剛蔵はたまらず、目の前に拡がっためぐみのきゃしゃな陰門に指を突き入れ、グリグリいた
ぶりはじめた。
 
「あ、あぁっ・・・・あぁっ・・・い、痛っ、痛いっ・・・旦那様、ゆ、ゆるしてっ・・・・」
 
一瞬、めぐみは息を呑み、上体を弓なりののけぞらせた。処女を失ったばかりで、肉交の経
験も浅いめぐみにとって、手荒い扱いである。うろたえたように、母の千絵は剛蔵の足指を、
自らの陰門にあてがい、腰を使った。少しでも娘への手荒い責めを緩めてほしい一心であっ
た。ズブリ、と剛蔵の足の親指が千絵の陰門をえぐり、脳天を突き抜けるような快美感に千
絵は戯いた。
 
「あうっっ、・・・・あむっ、あっふーぅっん・・・・むむっ・・・だ、だんなさまッ、・・・だんなさまッ・・・」

ジュポッ、と音をたてて、剛蔵の足指が千絵の陰門をかきむしる。千絵は白目を剥き、上体
をのけぞらせつつ、乳房をみずからもみし抱いて、盛んに腰を振った。
 
「も、もうっ・・・・た、たまんなくなっちゃってるのぅっ・・・・・・は、はめて、はめてくださいまし・
・・・」
 
めぐみも、かぼそい声で叫んだ。
 
「お願いですぅっ・・・めぐみのお××こには、はめてくださいまし・・・」
 
剛蔵は母娘の泡まみれになった全身を撫であげながら意地悪く訊ねる。
 
「何をはめるんだ?え、千絵」
 
「うっん、いやっ・・・いやぁっん・・・・そ、そんなっ・・・」
 
恥ずかしそうに千絵は嫌々と首を振り、口ごもる。
 
「だ、だんなさまぁっ・・・・お、おかあさまは、も、もう、旦那様の、た、たくましい・・・き、き×
×まを・・・お、お××こに、は、はめて、欲しいって、お、おっしゃってるの・・・」
 
「千絵、そうなのか?」
 
「は、はい・・・・そ、そうです・・・ち、千絵のお、お××こに、旦那様の、たくましい、ま、マラ
をは、はめて、く、くださいまし・・・」
 
「めぐみはどうだ?」
 
「め、めぐみも、めぐみもよ・・・おねがいですーっ、めぐみのお××こにも、は、はめて・・・お、
奥の奥までよ・・・」
 
「だんなさまっ・・・きょ、今日は、はめくらべですわ・・・む、娘のお××こと、千絵の、お××こ
と、どちらが、具合がいいか、比べてくださいまし・・・」
 
白い尻を左右に振り立てて、母娘は切れ切れにあられもない言葉を口走って男に陵辱をねだ
るのであった。
 
「ようし、牝ども、四つん這いになれ!」
 
「はい・・・」
 
母娘は額を風呂場のタイルにこすりつけ、尻を高く剛蔵の方に向けると、誘うようにいっぱいに
股を開いて、その瞬間を待ち受けた。剛蔵は、二人の従順な牝奴隷のヒップを撫で上げなが
ら、丸みを愉しみ、硬く反り立った亀頭の先を、千絵の陰門にあてがう。 千絵は待ちかねたよ
うに、尻を突きだし受け入れようとした。

 「こいつめ」
 
剛蔵は、笑うとバシッと、千絵のヒップを平手打ちしつつ、徐々に胎内に沈めていった。
 
「あぁっ・・・・うぅっ・・・・」
 
千絵は唇を噛みしめ、男の肉が濡れそぼった膣内に入っていくのを堪えた。剛蔵は右手で千
絵の髪の毛をひっつかんで、手荒く面を上げさせ、空いた片手で隣に尻を並べている娘の菊
花のような肛門と膣に同時に指を差し入れる。
 
「あうっ・・・ゆ、ゆるしてっ・・・・」
 
乙女の絶叫と同時に剛蔵はゆっくりと迪送を開始した。二人の牝奴隷の、あられもない悲鳴
と泣き声が風呂場全体にワァーンと響きわたり、阿鼻叫喚の様相を呈しはじめたのである。
二人は泣きながらも、盛んに腰を振って玩弄に応えようと懸命であった。千絵の重たい乳房
も激しく揺れ、左右の乳房がぶつかりあい、チャプチャプと音を立てている。めぐみの乳房も
前後に激しく揺れた。剛蔵は千絵の陰門から抜くと、すぐにめぐみの陰門に差し込む。その
間千絵の膣を撫で上げ、指を突き立てて苛めたてる。
 
「あ、あぅぅっ・・・だ、だんなさまっ・・・だ、だんなさまっ・・・・す、すてきっ・・・・ステキですっ・
・・・」
 
「旦那さまぁっ・・・・いいっ、いいのっ・・・・と、とっってもいいのっ・・・・お、お××こ奴隷の千
絵、た、たまんないのっ・・・・」
 
母娘は喜悦の声を張り上げていく。二人の正面には等身大の鏡が貼ってあり、母娘が弄ば
れるさまがくっきりと映し出されていた。千絵は唇を噛みしめ、眉根を寄せ、肉のつとめに堪
える風情で、めぐみもまた、白い喉を震わせ、戯き盛っている。剛蔵は時間をかけて、交互
に鶯の谷渡りを心ゆくまで愉しんだ。手荒く、バシッ、バシッ、と二人の臀を平手打ちし、髪
の毛をつかんで揺すぶりながら、母娘の哀泣となよやかな身悶えを堪能した。最初に失神
したのは母の千絵であった。
 
「だんなさまっ・・・・・いきますっ、・・・・いっちゃいますっ・・・・お××こ奴隷の千絵、いっちゃ
いますッ・・・」
 
もはや恥も外聞もなかった。娘の前に、何度も何度も、そう叫びながら、アクメに達したので
あった。その瞬間、千絵は全身をピーンと硬直させ、ビクン、ビクン、と全身を小刻みにふる
させ、気を失ってしまった。めぐみも、すぐにアクメに達した。
 
「いくっ・・・・いくっ・・・だんなさまっ、めぐみ、いくっ・・・あぁっ、お××こッ・・・お××こ、いく
ぅっ・・・いっちゃうのっ・・・」
 
剛蔵は満足気にたっぷりとザーメンを娘の膣内に放射するのと同時であった。







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