図太い声の怒声と共に、まるでグローブのように肉厚な掌が容赦なく真っ白な双臀
に叩きつけられる。

「こらぁ!もっとけつの穴開かんかい!」

「あぁ〜〜っ!ご、ごめんなさい・・あなたぁ〜〜。」

薄暗い4畳半の部屋のなか、四つん這いで差し出された双臀が真っ赤な手型に染め
られて辛そうに、ゆさゆさと揺れていた。赤茶けた古畳に敷かれた新聞紙の上には
5〜6個の、ひしゃげたイチジク浣腸が転がっている。

「ほな、もう一発いくでぇ〜!」

図太い声に、すかさず可憐な声が応える。

「あ〜っ、う、うれしいわぁ〜〜!」

天井からぶらさがる裸電球の薄暗い明かりに照らされた女の貌は言葉とは裏腹に哀
しい憂いに満ちている。薄汚れた部屋の壁には、艶っぽく左右に揺れ動く女の尻の
前に、でんとあぐらを掻いて座っている男の山のように大きな影が映っていた。

この淫臭漂う部屋こそ新郎新婦の寝室なのである。新郎の名は虻田芳蔵。そして新
婦の名前は虻田奈美。さびれた工場がひしめくように建ち並ぶ小さな町。その町の
鉄工所で働く、虻田の元に奈美が嫁いで一ヶ月が経つ。昭和の初期から改築もされ
ぬまま雨風に晒されてきた長屋造りの古びたこの宿舎が奈美と虻田の住まいなのだ。

この長屋には5世帯が住めるように造られているが、他に住んでいる者は皆、虻田
の仕事仲間で虻田同様うだつの上がらぬ人生を送ってきた中年の独身男ばかりであ
る。虻田が初めて奈美という若く美しい女を妻として紹介したときの皆の驚いた顔
を思い出すと虻田は愉快で堪らなかった。そしてその時こそ奈美にとっては悪夢の
ような牝嫁生活のスタートだったのである。


「うひひ、、えぇ具合にけつの穴がほぐれてきよったがな!」

虻田の太い指先が奈美の肛門に深々と突き込まれて、抉るように掻き回す。

「うぐぐっ・・・・」

歯を食いしばって苦痛に耐える奈美の目に涙が滲んだ。

「ええか?今日はどないに泣き叫んでも、わしのでかいちんぽ根元まで呑み込むま
では許さへんでぇ!」

「あ〜ん、奈美は、奈美は、早くあなたのちんぽをけつの穴で愛したいの・・で、
でもお願い・・優しく、優しくしてぇ〜〜!!」

屈辱を噛み殺し必死に甘い媚びを売りながら哀願する奈美

(くくくっ・・・そうや、そうや・・そうやって一人前の牝嫁になってくんやでぇ・・)

サディスティックな笑みを浮かべながら、虻田は奈美の尻肉を鷲掴みにして左右に
割開く。

「ほな、いくでぇ!」

まるで蝮の頭のように凶悪に膨れあがった雁首が、奈美の可憐な菊門に狙いを定め
るとずぶりと音を立てるかのように狭い肉輪に押し入ってゆく。

「ひーーっ、い、痛い・・痛いわぁ〜!」

引き裂かれるような苦痛に奈美が思わず悲鳴をあげた。

「そうか?痛いか?こんなもんで、いちいち、ヒイヒイ泣いてたら立派な牝嫁には
なれへんのやでぇ!くくくっ!」

奈美の悲鳴にはおかまいなく虻田は、その野太い男根をぐいぐいと突き入れていく。

「ぐぉおーーーーっ!」

虻田の男根が半分まで挿入された時から奈美の悲鳴が獣じみたものに変わっていった。
髪を振り乱して、必死に苦痛から逃れようと双臀を狂ったようにくねらせる奈美。

「おうおう、そんなに気持ちええんか?ホンマに奈美は可愛い牝嫁やでぇ!」

逃げまどう奈美の双臀を、逞しい腕で、がっちりと押さえ込みながら一気に根元ま
で突き入れる。

「きぃ〜〜〜〜〜っ!」

絶命するかのような奈美の絶叫と共に、はち切れんばかりに押し広げられた肛門か
ら真っ赤な鮮血が滴り落ちた。

「うひひひ・・これで後ろの処女も開通って訳やでぇ!」

虻田の腕に腰をがっしりと抱かれたまま奈美は気を失っている。そんな奈美の様子
を見て取ると、虻田は、よっこらしょと傍らのやかんに手を伸ばす。中の水を一口
ラッパ飲みして残忍な笑みを浮かべると奈美の頭に残りの水を注ぎかけた。

「こらぁ!亭主がまだ満足せんうちに気絶すんやない!自分で尻振って、わしのち
んぽから精液絞り取らんかい!」

「ひぃーー、ご、ごめんなさい・・あなたぁ〜〜!」

(うくぅ〜、私は・・こんな、こんな男の妻に・・・)

奈美の目から、ぼろぼろと涙がこぼれ落ちる。

「わかったら、艶っぽく尻振り踊りするんやでぇ!」

怒声から優しく変わった声に、敏感に虻田の不機嫌さを感じ取る奈美。妻となって
短いながらも、その辺りの機微だけは感じとれるまでに夫婦の絆が結ばれてしまっ
た事が奈美には残酷なまでに哀しかった。

「は、はい、あなた、うんと一杯、牝嫁のけつの穴に、あなたのちんぽ汁頂かせて
ねぇ〜〜!」

虻田の野太い怒張を肛門に喰い締めながら奈美の残酷な尻振り踊りが始まる。くい
くいと艶っぽく前後左右に腰を捻りながら、虻田の怒張に肛門の肉を絡みつかせる
ように前後に尻をピストン運動させるのだ。古畳にポタポタと赤い血が滴り落ちる。

(クぅう〜〜〜っ!)

激痛に顔を歪めながらも、尻を振り続けねばならぬ奈美。

「うひひ・・・なかなか、ええでぇ!もっと牝嫁らしく、派手によがってみい!」

「あぁん、奈美のけつの穴・・き、気持ちいいわぁ〜〜!!ねぇ、あなたぁ・・あな
たの濃ゆ〜い、ち、ちんぽ汁・・たっぷりぶち込んで・・奈美をイカせてぇ〜ん!」

「そんなにええんか?くくくっ!それを聞いてわしも安心したでぇ!実はな、仲間と
の博打で散々負けこさえてなぁ、その借金に困っとったんや!これで何時でも、おま
えのけつの穴使うてもろて、負けの帳消しが出来るってもんや!」

(ひ〜〜〜〜〜っ!そ、そんなことまで・・・)

新たな地獄の宣告に奈美は心の中で号泣した。

「なに黙っとるんや?亭主の借金返すためなら、けつの穴ぐらい喜んで使うのが牝嫁
やないか?どうなんや?」

「は、はい、あなたの為に奈美のけつの穴がお役に立てれば、う、嬉しいわぁ〜!
お、お願い・・奈美の・・奈美のけつの穴・・遠慮なくお使いになってぇ〜!」

血を吐く思いで、奈美は叫んだ。

「くくくっ!それでこそ、わしの嫁や!ええか、負けた借りはこの長屋に住んどる仲間
全員や!早速近い内にも、このけつの穴使うてもらうでぇ!大事な仲間や!粗相があっ
たらあかん!わしに恥かかさんよう、ちゃんと礼儀作法に気をつけるんやで。一軒一軒
廻る毎に、ちゃんと玄関先で、けつの穴出して『虻田がお世話になっております。主人
の借金は嫁のけつ穴で返させて頂きます。汚いけつ穴で申し訳ございませんが、どうか
これでお許しくださいませ!』って挨拶するんや!どや?ちゃんと言えるな?」

(うぅっ!そんな・・そんな・・酷すぎるわぁ〜!)

屈辱と絶望に身を震わせる奈美。だが求められている返事はひとつしかなかった。

「はい・・奈美は、奈美は、あなたに恥をかかせぬよう・・このけつの穴で立派にお役
を果たして御覧にいれますわぁ〜!」

言い終えて耐えきれずに号泣する奈美。

(うひひ・・・牝嫁の勤めは、まだまだ序の口やでぇ!これから、たっぷり可愛がって

やるさかいなぁ!)

「ほら、尻振り踊りが止まっとるやないか!早う旦那の精液絞り取らんかい!」

虻田が怒鳴り声をあげる。壁に映った奈美の黒い影が再び狂おしく蠢きだした。




奈美の辛い肛門調教は深夜まで続いた。やがて夜が白々と明ける頃、虻田は鼾をかきな
がら眠りこけている。そんな薄暗い四畳半の部屋にぴちゃぴちゃと淫猥な舌音だけが聞
こえてくるのだ。奈美は今、牝嫁として義務づけられた朝立ち奉仕の真っ最中なのであ
る。

つい数時間前に、大量の精を放ったばかりとは思えない程、虻田のいちもつは可憐な奈
美の柔らかな舌使いに反応して隆々と反り返っている。黒々と照り光って鎌首をもたげ
る姿は、まるで牝を求めてやまない別の生き物のように奈美には思えた。

(あぁ〜、なんて邪悪な姿なのかしら・・・そ、そして・・逞しい・・)

破裂せんばかりに青筋を浮き立たせて反り返る肉棒の裏筋をペロペロと犬のように舐め
あげながら、いつしか熱く火照っていく己の肉体に気付き、奈美は愕然とする。

(い、嫌ぁ〜!いつから私は・・こんな淫らな体に・・)

心では虻田を忌み嫌いながらも、その肉体は奈美を裏切り徐々に虻田の物へと成り果て
て行くのが怖ろしかった。虻田の男根から漂う生臭い臭気に吐き気を催すほどだったの
に今朝は、その匂いを嗅ぐだけで夥しい淫液が涎となって太股を伝うのだ。「牝嫁」と
言う言葉が奈美の脳裏に浮かんでは消えていく。充分に舌奉仕が終わると奈美は虻田の
体に跨り己の唾液で濡れ光る肉棒を自分の手で握りしめた。そして濡れそぼる媚肉へと
導きながら腰を沈めていくのだった。

「くはぁ〜〜〜!」

思わず奈美の口から吐息が漏れた。覆い被さるように虻田の胸に倒れ込んで、その分厚
い胸に柔らかな乳房を押しつける。そして虻田の耳元に、甘くそっと囁いた。

「あなた・・朝ですよ、お起きになってぇ〜」

う〜ん、と唸ったきり虻田は、まだ目を覚まさない。奈美はむずがるように腰をくねら
せて、熱くたぎった蜜壺で、きゅっきゅっと肉棒を喰い締める。夫婦となってから覚え
込まされた牝嫁の仕草である。

「お〜う、もう朝かぁ!」

寝ぼけ眼で、ようやく目を覚ます虻田。

「いひひ・・朝から、気持ちええでぇ〜!ホンマに奈美のまんこは極上やなぁ!」

「あん、嬉しい!」

「その柔らかな舌も吸わせてくれや!」

奈美は唇で、虻田の口を塞いで、舌を差し入れる。二人の口の中で奈美のしなやかな舌
と虻田のざらついた舌が、激しく絡み合った。音を立ててお互いの舌を貪るように吸い
合う二人。

「奈美、今日は二人でお出掛けやでぇ。」

ようやく唾液にまみれた口を離すと虻田が言った。

「お出掛けって、何処に行きますの?」

「ふふふ・・バタバタして一緒になったさかい、まだ結婚指輪も買ってやらんままで奈
美には済まんと思うとったんやで。実は驚かそ思てな、内緒で注文して今日受け取りに
行くことになってんのや。」

思いがけない虻田の言葉だった。

「そ、そんな・・気を遣ってくださらなくて良いんですよ・・」

戸惑いながらも、こんな男にも人間らしい優しさがある事が分かって奈美は嬉しかった。

「何も遠慮する事はないがな。それとも嬉しくないんか?」

「い、いえ・・とっても・・とっても嬉しいの・・」

奈美は、ぶつけるように虻田の唇に自分の唇を押しつける。再び情熱的なディープキス
が長く長く続いた。

「そうか、そうか、こんなに奈美が喜んでくれて、わしも嬉しいでぇ!今日は奈美の一
番お洒落な服を着て行こな!」

(くくくっ・・いよいよ、今日で奈美も、ホンマの可愛い牝嫁になるんやでぇ!)

虻田はにんまりと、ほくそ笑んだ。



              @@@@@@@



久し振りに、晴れやかな服を着た奈美は虻田と並んで街の通りを歩いていた。野暮ったい
背広姿の中年男と、それに連れ添う若々しく美しい女のカップルはすれ違う人々の好奇の
視線を誘う。表通りから、横道に入り暫く歩いた処で、とある建物のドアの前に虻田は立
ち止まった。

「着いたでぇ。」

そこは、見たところ、とても結婚指輪など扱ってるようには思えなかった。奈美の心に不
安の影がよぎる。虻田はドアを開いて、そんな奈美を押しやるように中へと入っていく。

「こんちわ〜!虻田でっけど居てはりまっか〜!」

奥でガタガタと音がしたかと思うと、一人の男が顔を出した。

「あ〜、虻田さんかいな!ちゃんと用意して待ってましたでぇ。うわぁ〜、話には聞いて
たけど、えらい別嬪さんやがなぁ!」

奈美を見た男は、ぽかんと口を開けて驚いている。

「わしの女房の奈美ですわ!」

得意気な顔で奈美を紹介する虻田。

「いや〜、こんな別嬪さんとあらば腕によりをかけて仕事させてもらわなあきませんなぁ!
それじゃ奥さんには、早速ベッドにあがってもらいましょか。」

「宜しく頼みますわ。ほな奈美、服を脱いでベッドにあがるんや!」

事も無げに、そう言う虻田に奈美はまっ青な顔で尋ねる。

「あ、あなた・・これは、どう言うことですの?結婚指輪をくださるんじゃなかったんで
すか?」

泣きそうな顔で声を震わせる奈美。

「そうや!結婚指輪やでぇ。ちょっと奈美に見せてやってんか?」

虻田に言われて男は、もそもそと小箱の中から、キラリと光る物をピンセットで摘みあげた。

「奥さん、よ〜見てやぁ!奥さんの為に特別に造った純銀のリングでっせ。」

(ひぃ〜〜〜〜っ!こ、これは・・・)

それは、とても指輪とは思えない小さなリングであった。

「ひひひ・・、これがわしからの結婚指輪や!もっとも牝嫁用のリングで指に嵌める物や
ないけどな!」

虻田の言葉を引き取るように男が続ける。

「これはやな、クリリングちゅうて、女の淫核の根元に嵌めるリングや。これ嵌めたらや
な、クリトリスが四六時中剥き出しになって、ちょっとした刺激でも敏感に反応するよう
になるんや!奥さんも、これ嵌めたら旦那の前で、いつでも発情中って訳やな!これで夫
婦円満間違いなしや!そうそう、これ嵌めるのも難しゅうてなリングが大きすぎると、す
ぐ外れるし、小さいと淫核が壊死してしまうさかい、その辺の調節が、えらい難しいんや
でぇ。でも安心してな、わいの腕前は折り紙付きや、絶対外れんように、きっちり嵌めて
やるさかいなぁ。」

「まぁ、能書きはもうええさかい、早よやってぇな!」

泣きそうな顔で男の話を聞いている奈美を、楽しそうに横目で見ながら虻田が促した。

「へいへい、ほな始めましょか。奥さん、早う裸になってベッドにあがりなはれ!」

絶望の黒雲が奈美を包み込もうとしていた。




                 @@@@@



30分後、奈美は産婦人科にあるような開脚台付きのベッドに横たわりM字型に割開か
れた太股を震わせながら羞恥と絶望に悶え泣きしていた。無惨に露出させられた秘肉か
ら覗く淫核の根元には銀色のリングがきらきらと輝いている。

「これで大丈夫や!もう絶対外れませんわ。さて虻田さん、もう一つの注文の方もホン
マにやってええんかいな?」

男が真顔で尋ねる。

「勿論、やってもろてかまわんでぇ!」

「そうでっか。ほな奥さん、旦那の頼みやでやらせて貰うんやでぇ、後でわいを恨まん
でな!」

(うぅっ、これ以上・・何を・・・)

怯える眼差しで男を見つめる奈美。

「今度は、ちと痛いでぇ、暫くこの手拭いを噛んでなはれ。」

針のような物を握った男の手が奈美の股間に伸びる。

「ぐぅひぃ〜〜〜〜〜っ!」

手拭いを噛みしめた奈美の口からくぐもった悲鳴がほとばしった。

「あっ、あかん!虻田さん、奥さんをしっかり押さえつけてんか!」

激痛から逃れようと、のたうち回る奈美の体が虻田の手で、がっしりと押さえ込まれる。

(いやぁぁあ〜〜〜!あ、あなた・・助けてぇ〜〜〜!!)

何をされようとしているのか悟った奈美の哀しみを訴える視線。

(くくくっ・・奈美、辛抱するんやでぇ。これで奈美は一生、わしの可愛い本当の牝嫁
になるんや!)



       ・・・・虻田芳蔵の牝嫁 奈美・・・・



その日、奈美の恥部の上に黒々と牝嫁の刻印が刻まれたのである。






                牝嫁2-完-


      


      特別付録・・・島村氏の御好意により完全会員制サイト「牝嫁倶楽部」の
             人気コーナー「
牝嫁通信」最新号を只今公開中!







牝嫁2