淫獄旅館
温泉で全国的に有名なこの街は、温泉街を中心に年間通して大勢の観光客が訪れ賑わいを見せていた。
とは言うものの、この所の不況のあおりで経営的に採算が取れるのは大手のホテルやガイドブックに掲載
されているような有名な老舗旅館ぐらいなもので、小さな旅館となると、苦しい経営で四苦八苦している所も
多いのが現状である。
メインの温泉街からは離れて人通りもぐっと少なくなり小さな商店や旅館がいくつか集まっただけの、どう見て
もぱっとしない寂れた町の片隅にその旅館は在った。建物自体もくたびれて周囲の誰もが潰れるのも時間の
問題だろうと考えていた。だが実際はこの旅館が聞けば驚く程の黒字経営である事を誰も知らなかった。
旅館の片隅にある座敷では今、主の山村と一人の男がビールを酌み交わしながら、かれこれ一時間近く上機嫌で話し込んでいた。
「あんたの所から仕入れる豚共は、いつも上物ばかりでホントに感心してるよ。まったく、あんたが居てくれなきゃ、うちはとっくに潰れていただろうな。」
山村が男のコップにビールを注ぎながら話しかけた。
「なーに、こっちこそ、山村さんにはこれまで随分世話になったからな、ちょっとした恩返しのつもりだよ。」
そう言って男は注がれたビールを一気に飲み干した。
「それにしても今度の若い牝豚はこれまで以上の上物だな。これからの仕込み方次第じゃ、うちの稼ぎ頭になる事、間違いなしだ。」
満足そうな笑みを浮かべて、そう言うと山村は床の間に視線を向けた。そこには縛られた両手首を天井から吊られた鈎に架けられ全裸に引き剥かれて立たされている、二人の若い娘の姿があった。野卑な男達の視線に生まれたままの姿を晒さねばならぬ羞恥に可愛い顔を真っ赤に染めて娘達はぶるぶる震えていた。蕾のような乳房、まだ発育途上の白桃のようなヒップ、可憐に生えそろい始めた股間の淡い翳りが痛々しい。
「俺もこの稼業始めて随分経つが、白百合学園のお嬢様を二人も仕入れるには、さすがに骨が折れたよ。なにしろこれまで売りさばいた人妻やOL共とは訳が違うからな。」
そして男は、この娘達が同じ16歳で名前が由美と優香である事、どちらも処女である事、そしてこの二人を手に入れるのにどれだけ苦労したかを山村に長々と話して聞かせるのだった。そしてその後、汚れを知らぬ二人の若々しい肉体は山村達の激しい獣欲の生け贄となり更に従業員の男達にも下げ渡されて、その夜は哀れな娘達の苦痛と屈辱に泣きじゃくる声が明け方近くまでも続いたのだった。
そして、それから一ヶ月、由美と優香の身に山村と旅館従業員達による厳しい調教を受ける日々が続いた。こうして清純な二人の女子高生は淫乱な二匹の牝豚へと墜とされていった。
ある日の夕暮れ時、男ばかりで10人程の団体客が賑やかに、この旅館に入ってきた。入り口には「○○町、商工会御一行様」と書かれた歓迎の表札が立てられている。だがこれは周囲の目をごまかすためであり、この団体客が実は某大企業の重役達である事が知れないようにとの配慮であった。玄関先では向かって右側に、主の山村を始め4人の男の従業員が、そして左側には、お揃いの鳶色をした和服を身につけた10人の仲居が、かしこまった面もちで並んで立っている。仲居達は年の頃は20〜30歳程のいずれも飛び切りの美人揃いであった。
「いらっしゃいませ。」
全員が深々と頭を下げて御客様を出迎える。ここまでは別に珍しくもない何処の旅館やホテルでも見かける光景である。だがこの旅館では更に独特の歓迎の仕方があったのだ。
お辞儀を終えて顔をあげると仲居達は一斉に手早く帯を解くと着物の前を大きく左右にはだけた。客の目に、どうぞ!とばかりに、はだけられた着物の中から真っ白な女達の裸身が飛び込んでくる。
「おぉー!」
と歓声のような、どよめきが沸き上がる。10人の美貌の女達が恥じらいに目を伏せ、ほんのりと頬を染めながら玄関先で客達に自らの裸身を「どうぞ御覧になって!」と言わんばかりに晒しているのだ。そして、その股間には腰から回した荒縄が無惨に喰い込んでいた。この女達は全員、山村が先の男から買い入れた人妻やOL達であった。今ではこの旅館の奴隷仲居兼牝豚娼婦と身を墜として淫獄の日々を送らされているのである。
「いつもながら、この旅館のサービス精神には恐れ入るよ。山村さん、今回も存分に楽しませて貰うよ!」
一行のリーダー役である田島が女達の見事な裸身を見比べながら山村に声をかける。
「どういたしまして、田島様始め皆様は当旅館でも特別の御得意様ですからな、どうぞ、ごゆるりとお楽しみになってくださいませ。」
言い終えると山村は仲居達に御客様を部屋に案内するよう命じた。仲居達は着物を、そのまま脱ぎ捨てると股縄だけの姿で客達を各部屋へと案内する。
「お足元にお気を付けくださいませ。」
そう言って先に立って階段を登る仲居達は客を楽しませるため艶っぽく尻を振って歩かねばならなかった。そして女達の右の尻たぶには、この旅館の所有物である証に屋号を表す焼き印がくっきりと焼き付けられているのだ。
一時間後、大広間では宴会が始まっていた。浴衣姿の男達はそれぞれ股縄姿の仲居達をはべらして酌をさせ上機嫌である。やがて仲居達は股縄すらも剥ぎ取られて男達の思うままに嬲り者にされていた。ある者は素っ裸の仲居を膝の上に座らせてオマンコを指で弄くりながら乳首に吸い付いていた。またある者は強引に己の股間に仲居の美貌を押さえつけて生尺させていた。女達の切ない悲鳴が広間中のあちこちで響き渡る。
頃合いを見計らって主の山村が広間に顔を出した。
「さー、皆様、続きは今夜のお楽しみと言う事にして、ここで、皆様の為に用意させて頂きました新入りの牝豚を御紹介致します。」
山村の言葉に、これまでの喧噪が嘘のように広間中が静まりかえった。そして山村が合図すると大広間の奥に設けてある舞台の緞帳がゆっくりと揚がっていった。男達からどよめきの声が沸き上がる。そこには全裸の由美と優香が正座をし三つ指をついて深々と頭を下げている姿があった。
「さぁ、皆様に自己紹介させて頂きなさい」
山村が二人に声をかけると、二人は顔をあげ、由美から自己紹介を始めた。
「お初にお目に掛からせて頂きます。牝豚由美でございます。まだ16歳の未熟者ではありますが、御客様に喜んで頂けるようオマンコもお尻の穴も先輩牝豚のお姉さま方に負けないよう厳しく鍛えて頂いてます。どうか宜しくお願い致します。」
続けて優香が挨拶する。
「同じく16歳の牝豚優香でございます。本日はこうして皆様方の前で牝豚デビューさせて頂く事が出来まして、これ程の喜びはございません。牝豚としては、まだまだではございます が皆様に満足して頂けるよう精一杯努力して一日も早く立派な牝豚になりとうございます。皆様方の厳しい御指導どうか宜しくお願いいたします。」
可愛い牝豚達の挨拶にどっと拍手が沸き起こった。それから由美と優香は客の一人一人に挨拶に廻らせられた。
「お近づきのしるしに本日は私達、牝豚2匹のオマンコとお尻の穴を使って、御挨拶させて頂きます。」
由美と優香は先ずリーダー役の田島の前に三つ指をついて頭をさげながら「失礼させて頂きます」と、そっと囁くと由美があぐら座りの田島の上に跨り、思いもかけず若い娘の裸を見せられて最前からいきり立っている浅黒い男根を喰え込むべく腰を落とした。
「おぉー」
思わず田島が呻き声をあげる。
「あは〜ん、田島様、由美でございます。これからもご贔屓にしてくださいねー。」
そう言ってキュッとオマンコを締め付けると、田島の男根からねっとりと淫汁の糸を滴らせながら腰を離して次の男に移動する。入れ替わりに優香が由美の淫汁で濡れた田島の男根を今度は尻の穴で受け入れる。
「田島様ーっ!優香でございます。優香のお尻の穴も素敵でしょ?これからも宜しくお願いしますね。」
媚びを湛えた眼差しで田島を見つめながら、そう言って可愛いヒップをぐいぐい揺すってみせた。隣では二人目の男に跨った由美の甘い声がする。
「あ〜ん、由美でございます。御名前はなんておっしゃるの?えっ前田様?あは〜ん前田様 のって堅くて逞しいわー。今度ゆっくりお相手してくださいねー。」
こうして由美と優香2匹の新入り牝豚の淫らな挨拶は、まだまだ続くのだった。やがて宴会の最後には牝豚達が男達のくじ引きで選ばれ、それぞれの男の元で一晩中嬲られるのだ。普通のセックスでは飽き足りない男達に、由美はクリトリスを天井からの糸に吊るされたままバイブで責めたてられ狂い泣いたあげく失神した。また、優香は蝋燭や鞭の責めに一晩中泣き叫んだ。こうして明け方近くまで嬲り責められる牝豚達の悲鳴が絶えることはなかったのである。
翌日、重役一行は早々と次回の宿泊の予約をすると大満足で帰っていった。山村は事務所のデスクに座り黒板に書き込まれた日程表をぼんやり眺めながらタバコをふかしている。そこには今後の宿泊予約がびっしりと書き込まれていた。誰もが聞けばびっくりするような大会社の名前も連なっている。
(ふふふ・・・、まったく牝豚どものお陰で大繁盛だな、こんな小汚い旅館の宿泊料が一人一泊で30万と知ったら、みんな腰を抜かして驚くだろうよ。)
山村は、こみあげる笑いを抑えて、タバコを灰皿でもみ消した。